第二章
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そわそわしていた。直樹もそのことに気付くのだった。
「ねえ郁美ちゃん」
「何?」
「何か待ってるの?」
そわそわした郁美を見て問うのだった。
「ひょっとして。何?」
「あのね」
ここで郁美は。彼にも昨日のドラマのことを言うのだった。
「ほら、今月曜の九時からやってるドラマあるじゃない」
「ええ、あれね」
そのドラマのことは直樹も知っているようだった。気付いてまた郁美の言葉に頷くのだった。
「あのドラマね。かなり面白いよね」
「あのドラマ観てるとね。何か」
郁美は少し恥ずかしそうに直樹に言葉を続ける。
「あの。少し」
「少し?」
「真似しておこうかしらって思って」
そのことを直樹にも言うのだった。
「それでね。よかったら」
「うん」
「少し真似してみようと思ってるのよ」
やはり恥ずかしそうに直樹に対して言う。
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