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魔法少女リリカルなのはvivid ーライジングバーストー
第5話 大会と鍛える少年
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ライジング「見せてやろうか?」
俺はベルトのボタンを押してライダーフィニッシュを発動した。
ライジング「クウガ力を借りるぞ!」
俺は片手を前に出してミウラさんに向けた。
ミウラ「えっ!きゃっ!」
ミウラさんの体に炎が燃え上がった。
ライジング「凄まじき拳!」
俺はミウラさんにゼロ距離で腹部に拳を力一杯殴った。
ミウラさんはその破壊力にリングサイドまでぶっ飛んだ。
俺はノーダメージで3回戦を突破した。
〜医務室〜
俺はミウラさんにクウガのアルティメットフォームの技を使用したのに少し罪悪感があった。
ヒュウガ「すみません、ミウラさん居ますか?
俺はミウラさんのセコンドの人達に聞いた。
?「お前は確か?ライジングの高月ヒュウガだったな?」
そう言ったのは体つきのいい男の人だった。
ヒュウガ「はい」
俺は頷いた。
?「何だてめえ!ミウラを笑いに来たのか? 」
そう言ったのは小さい女の子だった。
ヒュウガ「いえ、謝りに来たんです」
俺はそう言った。
?「なら、入れ」
そう男の人は言った。
ヒュウガ「えっ!」
俺は意外そうな顔をした。
?「おい、ザフィーラ!」
そう女の子は大声で怒鳴った。
ザフィーラ「お前はあいつの為に本気で戦った、お前はあいつに言いたいことがあるなら言ってやってくれ」
そうザフィーラさんは言った。
ヒュウガ「ありがとうございます!」
俺はそう言って医務室に入った。
ミウラ「あ!高月君」
ミウラさんは俺の名前を言った。
ヒュウガ「ミウラさんすみません……」
俺はそう言って謝った。
ミウラ「えっ?何ですか?」
そうミウラさんは聞いてきた。
ヒュウガ「俺は卑怯な手で勝ってしまって」
ライジングの能力で勝った事に俺は自分が許せなかった。
ミウラ「そんな全力で戦ったから卑怯じゃないですよ!」
そうミウラさんは言った。
ヒュウガ「でも俺は究極の力で貴女を殴ってしまった!だから!」
俺は泣きながらそう言った。
ギュッ。
いきなりミウラさんは俺に抱きついた。
ミウラ「高月君は何も悪くないよ!」
そうミウラさんは言った。
ヒュウガ「ごめんなさい!」
俺はそう言って泣くのをやめた。
ミウラ「ヒュウガ君!」
いきなりミウラさんは俺を名前で呼んだ。
ヒュウガ「はい」
俺は振り向いた。
ミウラ「次の試合私の分まで勝ってください!」
そうミウラさんは言った。
ヒュウガ「はい!」
俺は頷いて次の試合の作戦を考えた。
続く
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