騒がしい春の協奏曲(四月)
第一章 小問集合(order a la carte)
第五話 バカとテストと機関銃
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の入れ替えは行われない代わりに、いくつかの条件を提示し、それを相手も了解したことで対Dクラス戦の事後処理は完結した。
どうしても当初の予定を曲げないつもりらしい。
打倒Aクラス、という目標を。
ようやく垣根も無くなったので、さっさと帰って何か勉強でもしようかなどと思いながら、カバンを手に教室を出ようとするといきなり誰かに手を掴まれた。
思わずギクッとする。
手の主を見るとクラスメイトである木下秀吉だった。
「千早よ、お主どうかしたのかの?」
「い、いえ。何でも……、それで何かご用でしょうか?」
「雄二がお主を屋上に呼んでおったぞ。」
「分かりました、ありがとうございます。」
「いやいや、これぐらいお安い御用じゃよ。」
いったい呼び出される理由ってなんだろう?
疑念に思いながら、昼に辿った屋上への道を再び歩くのだった。
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