暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos45-A空翔ける騎士/蘇る闇の欠片〜Fragments〜
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ルトが私の振り下ろしを躱したように、こちらも体の向きを横に向けて紙一重で回避。反撃を受ける前に、

「清霜ッ!」

上半身の捻りを加え、鞘内に溜めた魔力を爆発させて居合速度を加速させた一閃、紫電清霜を放つ。“レヴァンティン”はイングヴァルトの体を確実に捉え、「かは・・・っ」空高く舞い上がらせた。そしてドサッと背後に墜落。ゆっくりと振り返り、力なく横たわるイングヴァルトを見下ろす。

「かふっ、けほっ・・・」

「意識があるか。大した防御力だな。しかしもう立てまい」

欠片であることを証明するように崩壊し始めたイングヴァルトが僅かに動かせているのは手の指だけ。

「わた、しは・・・強くなり・・たい・・今より・・・もっと、ずっと・・・誰にも、負けな・・・ように・・・」

そう言い残して消滅したイングヴァルトの偽者。それを見送り終えた後、私は次の反応地点へ向かうために空へと上がった。

†††Sideシグナム⇒シャマル†††

砕け得ぬ闇・マテリアル・異世界渡航者・闇の欠片。いろんな問題が一気に発生しちゃってる今回の事件。アースラで一度集まった後、はやてちゃん達が遭遇した問題の子たちを映像で観たけど、ビックリしちゃった。オリヴィエ殿下やクラウス殿下の身体的特徴を受け継いでいた子が居るんだもの。
でも、それ以上に驚いたのが砕け得ぬ闇のその強さ。単体戦力としては間違いなく私たちの中で最強だって思えるルシル君の魔法を受けてもダメージが軽微。その魔力量は今まで出会ってきた人たちの中で最高レベルかも知れない。
ともかく。不思議な渡航者さん達の捜索も視野に入れた、闇の欠片たちの討伐を行うために、私たちは世界を渡り歩くことになった。そして最初に出会ったのが・・・

「フリーズ、で〜す! キッチリ検問ちゅーな、キリエちゃん。K.K.K♪ そんなわたしのね・ら・い・は、あなた! 緑のおねーさん? というわけで、止まってくださーい!」

「えと・・・キリエ・フローリアン、ちゃん・・・」

桃色の髪をした女の子が、両手に銃を携え、そしてその銃口を私に向けた佇まいで現れた。私はそんなあの子に「あなたには今、手配が掛かっているから、出来れば投降してくれると助かるんだけど」って声を掛ける。

「知ってまーす♪ でも、投降なんてしません。わたしには、わたしでやることがあるんで」

「そのやることに、私がどう関係してくるのかしら?」

検問中なんて名目で私を待ち構えて、しかも狙いが私なんて言うんだから。キリエちゃんは「ええ。あなたの治癒の力で、マテリアルちゃん達を――王様たちを治してほしいんですよ」って話してくれた。

「本当に参りましたよ〜。頼りの王様たちがみ〜んなダウンしちゃうし、ヤミちゃんもどっかに飛んで行っちゃって見失っ
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