第6章 流されて異界
第101話 深淵をのぞく者は……
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ば、魔法……仙術に関しても未だ修行中の身ですから、答えられる内容も高が知れているのですが。
それならば――
「俺に答えられる程度の内容ならば」
一応、そう答えて置く俺。いくら空気を読まないハルヒとは言っても、直接俺の正体に関する問い掛けは行わないだろう、と言う超楽観的な見通しの元のこの答え。
まして、彼女自身の正体についても問い掛けて来る事はない、と思うのですが。
「さっきの話」
俺に対して話し掛けて居るのに、何故か俺ではなくさつきの方に視線を向けて、そう話し始めるハルヒ。
「さつきには後の事を任せて、その場を離れられると言ったけど――」
其処まで話を進めてから、次は長門さんに視線を移し……。
「だったら、その場所に居たらしい有希はどうなのよ。もし、その場に居たのがあんたと有希だけだった場合、あんたはどうしたの?」
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