第二十一話 アクセルSIDE10
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姿が消えた。
アクセル「え!!?」
我が目を疑ったが、無論違う。
シグマは闇を飛び出し、拳を前に急接近する。
アクセル「うわっ!!?」
咄嗟に足場を移る。
エックス「アクセル、その足場は脆い。早く移らないと崩れ落ちるぞ!!」
アクセル「分かってるよ!!」
グライド飛行で次の足場に移るエックスの言葉に口を尖らせながら次の足場に移る。
ゼロ「(アクセル、エックス)」
シンクロシステムで再びに電子頭脳に声が響く。
ゼロ「(レーザーはホバーとグライディング(グライド飛行)でかわせばいい。俺はダブルジャンプでやり過ごすが…追尾式の弾はガイアシールドで跳ね返せ)」
アクセル「(よく分かるね?)」
的確なアドバイスにアクセルは脱帽の思いだ。
ゼロ「(一度見た攻撃は覚えている。それに奴とは嫌というほど戦っているから考えなどお見通しなんだよ)」
アクセル「(成る程ね)」
アクセルは納得した。
彼等は何度も死線を潜り抜けてきたんだと。
シグマ「小癪な奴らめ…」
シグマが呻いた。
ゼロのアドバイス通りに戦い、シグマに確実にダメージを与えていく。
攻撃が激しさを増す中、誰が彼の独白を聞いただろうか?
ゼロとアクセルがシグマと激戦を繰り広げる中、エックスは静かに佇み、シグマを見上げていた。
エックス「この戦いが最後だ…」
静かに闘志を燃やしながらエックスは呟く。
エックス「俺はいつも迷ってばかりだった。戦うことで本当に平和を取り戻せるのかと、ずっと考えていた。その迷いが怯えとなってバスターを封じてしまった…けれど俺はもう迷わない。貴様を倒し、平和を取り戻すんだ!!」
ゼロ「その通りだエックス」
アクセル「こんな奴、早くやっつけちゃおう!!」
3つの力が1つの閃光となる。
シンクロシステムによる連携攻撃、コンビネーションアサルト。
いや…。
アクセル「全エネルギー解放!!」
ゼロ「受けてみるがいい!!」
エックス「みんな、終わらせるぞ!!」
シグマ「馬鹿な…お前達の力は…ワシの想像を超えている…!!」
エックス、ゼロ、アクセル「「「ファイナルストラーーーーイクッ!!!!」」」
輝きがシグマを討ち滅ぼし、エックス達は再び、地上に転送されたのだった。
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