第四話 疾風の餃子修行
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!!!」
「やったー!!!」
「おめでとう、島風。これでお前は立派な餃子マスターだ。」
喜ぶ島風をつばさがねぎらう。
「ありがとう、師匠!!」
「さて、試験も終わった事だ。俺たちも戦いに参加しようじゃないか。」
つばさはかつて愛用していた武器、ウイングシールドを取り出した。
「お待たせ、司令官。」
「手伝うぜ!」
そして、のぞみの下へ駆け付ける。
「島風!つばさ!」
「今まで戦わなかった分まで戦うよ!やっちゃって、連装砲ちゃん!!」
島風の命令と共に三体の連装砲ちゃんは一斉に砲撃を始める。
「俺は久しぶりなんで、腕がなまってなきゃいいがな。ライトニングウイング!!!」
つばさのウイングシールドの翼を模した装飾が展開すると、周囲に風と共に羽が舞い上がり、それが鳥の形のオーラとなって発射される。
「私も行くぞ!ライトニングライキング!!!」
そして、のぞみのライオソードの鍔が鬣のように展開。刀身に電撃を発生させるとそれをライオンの形のオーラとなって打ち出された。
「オイ待テ!?何デ餃子屋ノオヤジマデソンナ技使ッテンダ!?」
「イヤ、ル級サン。アレドウ見テモアノ提督ノ同類ダロ。」
「マダ餃子食ベレテ無イ!」
深海棲艦の三人がそんな会話をしている間に必殺技は直撃し・・・
チュドーン!!
「オボエテロヨ〜!!!」
「ル級サ〜ン!!」
「ギョ〜ザ〜!!!」
深海棲艦三人組はぶっ飛ばされた。
その後、鎮守府ではのぞみが島風に質問をしていた。
「島風。もう自信はついたか?」
「もっちろん!新しく餃子作りって言う特技が出来たから自信満々だよ!!」
「それは良かった。」
「では早速、その腕を振るっていただけますか?」
のぞみがが安心する中、隣で立っていた赤城はいつも通りの調子であった。
「もちろん。今直ぐ腕を振るってあげるわ。」
そして、数日後・・・
「今日のお昼は餃子です。」
「また?これで三日連続じゃない。」
食堂で昼食を受け取った五十鈴が文句を言った。それに対し、食堂を担当する給糧艦間宮はこう答える。
「仕方ないでしょう。前に島風ちゃんが作り過ぎちゃった分がまだ沢山残っているんだし。」
「なら一航戦コンビとかに処理させればいいじゃない。」
「それが、流石のあの人達も餃子ばかりじゃ流石に飽きてくるって・・・」
「私も今その状況よ。」
続く
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