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日向の兎
1部
8話
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自由を手放すのはごめんだぞ?」
「それなら問題ありません。ヒアシ様の許可は既に出ていますから、そもそもヒアシ様はアカデミーでの行事に関しては一切ヒジリ様には口出ししないとお伝えした筈ですが?」
「そうか、済まないな。激しく興味がなかったから聞いていなかったのだろうな」
「でしょうね。で、どうします?」
「面倒だな……そも、やるとしたら相手は誰だ?」
「うちは一族の生き残り、うちはサスケでしょうね」
うちはか……本当に面倒だな。噂では絵に書いたような天才タイプらしいが……私としては面白みのない相手だろうよ。
数手打ち合えば手裏剣、忍術の遠距離攻撃に切り替えられ、延々と私は手裏剣の迎撃を続けた上でサスケのチャクラが切れるまで忍術を回避……負けることはないだろうが楽しくもなんともない。
そもそも噂で聞くところによると、ネジのように弄り甲斐のあるような男でもないようだしな……
「よし、ネジよ。私は辞退するぞ。私の代理は君が出たまえ、日向の天才とうちはの天才の手合わせという方が盛り上がるだろう」
「はぁ……分かりましたそれでは」
「兄上、その手合わせは私も見学できるのでしょうか?」
バナナミルクを飲み終えたハナビがネジに対して質問した。
「ハナビ様が?そうですね……ええ、一般公開はされていますから可能ですよ」
「姉上、私は姉上が本気で戦っているところが見たいです」
「ネジ、私が出るぞ。うちはなど薙ぎ払ってやる」
「……分かりました、出席するんですね」
「当たり前だ!!」
「……このシスコン」
「何か言ったか?」
「いいえ、何も」








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