暁 〜小説投稿サイト〜
千年の魂 〜Episode of Lincoln〜
Special episode NO.1 クレイジーティーチャーリンカーン
第二話 《学校はやっぱり青春だぜHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA》
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夜神「ここですよ」

夜神は、振り向かずにリンカーンが着いてきていることを確認し目の前にある建物の高い所を見ながら言った

リンカーン「まさか、本当にこんなところにこんなものがあったとは、、、、」

リンカーンは、先ほどまで信じていなかった、

4階建ての白塗りに黄色のラインが入った校舎
車が100台以上停めれるであろう、文句のない広さのグランド
そして、そのグランドでは、小学生くらいの子供もいれば、リンカーンと同じくらいの歳の人もいる
とても、楽しそうに遊んだり、ゆっくり昼寝を楽しんだりしている

リンカーンは、自分が知らない世界を見ているように呆然としていた
いやっ、自分が一度、離れた場所に再び近付いたようで、なんだか懐かしい気持ちに浸っていたのかもしれない

そんな、リンカーンを見て夜神が言う

夜神「どうですか?気に入りましたか?」

リンカーンは、一瞬「あぁ」と肯定しそうになったが、自分の謎のプライドのようなものがはたらき

リンカーン「けっ、こんなもの見せられて誰が得するんだよ、バカバカしい」

と、否定してしまった
それを聞いて夜神は、笑いながら

夜神「そうですか?少なくとも私には、あなたの光が少し見えた気がしましたよ?」

リンカーンは、全て見抜かれていることを再認識し言葉を詰まらせていた
それを見ると、夜神は笑いながら校舎の方へ向かって歩きだした
リンカーンは、再び夜神を呼び止める

リンカーン「待てよ??俺は、どうすりゃいいんだよ??こんなとこに残されて、、、」
夜神「ついて来なさい」

夜神は、リンカーンの話す間に入りこんで言った
それだけ言って、歩きは止めない
リンカーンは、仕方なさそうについていく、しかし、リンカーンは心の中に忘れていた何か温かい物が浮き上がって来ているのを感じていた。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

夜神「ここが、あなたが今日から暮らす部屋です」

夜神は、木製のドアを開いて言った
部屋の中は、すみずみまで片付いており窓からは優しい光が差し込んでいる、中にはテーブル、タンス、棚、冷蔵庫、そして何故か二段ベッドがある

リンカーン「なかなか広い部屋だな、悪くない、、、って??いつ俺がここで暮らすって言ったかよ??」

リンカーンは、一瞬出てきた、何かを認めようとする自分を押し殺した
夜神は冷静にリンカーンに言った

夜神「暮らすって言ったかよって、あなた、私について来たじゃ無いですか、それはあなたがここで暮らすということですよ」

リンカーンは、無理やりな夜神の言い分に怒りを覚え、夜神に飛びかかろうとするが、夜神からくらった《背負い投げ》がフラッシュバックして思いとどまった

夜神は、リンカ
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