ザ・ネクスト・ステージ
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えっと、この人は?」
「ああ、初めましてだっけヘカートキャット。俺はライト。よろしく」
俺はネームカードをメインメニューから実体化させ、ヘカートキャットに渡す。
「ああ、スコードロン<バースト>リーダーの。私はシノン。当たったら正々堂々と戦いましょう」
すると、シノンもネームカードをメインメニューから実体化させ、俺に投げる。
「所で、予選のブロック何処だった?」
「俺はDブロックの三十七だな」
「Fブロックですね。Fの三十七番」
「あ……そっか。同時に申し込んだからかな、私もFブロックだよ。十二番だから……良かった、当たるとしても決勝。ライト、貴方の場合はバトルロワイアルの時ね」
「ああ。対戦、楽しみにしてるぜ?」
俺はそう言うと、控え室に移動した。
???Saibo
俺は深い息を吐く。
今日はBoB大会当日。だが、ミスってメインアームを置いてきた。
「やべぇ………本気でやべぇ……」
予選はDの十二。しかし、一回戦はそろそろなので、メニューからメインアームを交換する程の威力のあるスナイパーライフルは無い。
そこにーーーーーー
「ちょっと、シャー!!相方忘れて行くなよ!!」
そんな声が聞こえ、顔をあげると、顔面に銃が激突する。へぶっ、と情けない声をあげ、銃を持つと、それは俺のメインアーム PGM Mini Hecate 338だった。
「俺のメインアーム!?何で!?」
「何で!?じゃないわ、シャー!!」
ゴツン、と俺の頭に拳骨が当たる。こんなことをするのは一人しかいない。
「……み、ミユ……」
そう。同じスコードロンのメンバー、ミユだった。
「私が気付かずに総督府来てたらあんたメインアームどうするつもりだったの!?」
俺はミユを見て言う。
「……SVD。手持ちの奴で一番強いし」
「ドラグノフ使う奴は馬鹿だ」
ですよねー、と思いながら、Mini Hecate 338を背中に装備する。
「さ、気合い入れてくよ。何がなんでも優勝なんだろ、あんたは!」
「そういうお前もだろ?」
俺はそう言うと、俺を青い光の柱が包み、いよいよBoB大会が始まった。
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