ザ・ネクスト・ステージ
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と電源を入れた。
「えと、それじゃあ………行ってきます。多分四、五時間くらい潜りっぱなしだと思いますが……」
「はーい。二人のカラダはしっかり見てるから、安心して行ってらっしゃい」
「「よ……よろしくお願いします……」」
俺は少しの不安を抱え、目を閉じた。
同時に、耳元でチチッ、とスタンバイ完了を告げる電子音。
「「リンク・スタート」」
コマンドを唱えると、俺は新たな戦場へと潜り込んだ。
俺がダイブすると、そこはプレイヤーホームの中だった。
「うっわ……すっかり忘れてた……俺、昨日の時点でここで落ちたんだった……」
俺は慌てて装備を確認する。メインアーム、アンチマテリアルライフル バレットM82。サブアーム、アサルトライフル FN F2000、四本のコンバットナイフ。予備弾倉や防弾ジャケット、ベルト型の<対光学銃防護フィールド発生装置>等の装備を確認すると、俺はそれら全てをアイテム・ウインドウにぶち込む。
それをし終わった後で、時間を見る。
デジタル時計に表示された時間は、十四時三十分。キリトが今何処に居るかは不明なので、取り合えず、BoBのエントリー会場である総督府まで移動せねばなるまい。
俺は深く溜め息を付くと、ロードを呼び出す。
『なーに、ライト?』
「ロード、融合やるぞ」
すると、ロードは叫ぶ。
『えーーーーーー!?』
「うるせぇよ。今回は負けられないんだ。先に融合しちまうぞ」
『……仕方ないなぁ』
そして、俺は立つと、呟く。
「融合〜チェンジ〜」
すると、ロードの人格が消え、俺の髪が黒から薄めの赤に変わり、目も真紅に染まる。
「さぁ、行こうか」
俺は随分前に買ったバギーに乗り込み、キーを回す。途端、バギーのエンジンがかかり、同時に、目の前のゲートが開く。
スロットルを煽ると、内熱機関が甲高く吠え、バギーは前輪を浮かばせながら、弾かれるように車道へ飛び出した。
総督府までバギーで移動し、近くに止めると、素早く移動し、中に入る。
右奥の壁際まで移動すると、タッチパネル式の機械があり、それを手早く操作、登録を終わりにする。
と、俺は再びデジタル時計を見る。
登録時間まで残り五分少々。残念だが、キリトは間に合いそうに無さそうだ。
ーーーと思っていたとき。
目の前に女の子二人……いや、女の子とキリトが現れた。俺はそれを遠目で見ていると、彼等も急いで手続きを済ませて出てきたので俺はそちらにいく。
「キリト、おせぇよ!!」
「悪い悪い、色々この子にレクチャーして貰っててさ」
と、薄めの水色髪をした少女が来る。
「
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