番外編:デートじゃねえよ!!
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くっ!?そう言われると反論できねえ!!!
「あの…出来ればですけど、私も一誠さんと一緒に行きたいなと……ダメですか?」
ほんのり頬を染めて上目づかいで俺を見てくるユニ……反則だ。
こちらから目を逸らしてそっぽを向く。
「……どうせ、暇だったんだ。構わねえ。」
「ありがとうございます!!」
満面の笑みを浮かべるユニ……べ、別に見惚れてなんかいないんだからな!!!
顔が熱くなっているのも夏が近づいているだけなんだからな!!!本当だ!!!
〜回想終了〜
………全部カストカゲのせいだな。
(俺は欠片も出てないではないか!!?)
(俺が悪だと決めたらそれは悪なんだよ!!!)
(ま、待て!!その関節はそっちには曲がらな―――ギャアアアッ!!!??)
((((最近、その程度じゃ楽しめなくなってきた自分がいる。)))
((((もっと素晴らしい痛みを!!!蔑みを!!!))))
(てめえらは自重しやがれ!!!!!)
なんだよ、こいつら最近明らかにパワーアップしてるだろ!?
しかもなんか現実に出てくる方法を模索し始めてるからな。
外からの変態エネルギーが何とか、とか言ってたがなんだよ変態エネルギーって!!?
あのレイヴェルとか言う、焼き鳥女と会ったら変な化学反応起こしそうで本気で怖いんだが……。
「どうかしましたか?一誠さん。」
「いや…なんでもねえ。」
「あの……やっぱり、私と買い物に来るのは嫌でしたか?」
悲しそうな目で俺を見つめてくるユニ……。
そんなこと…あるわけねえだろ!!
「お前と一緒にいるのは別に嫌じゃねえ…それに…俺も楽しんでる……少しだけな。」
「っ!!……ふふふ、ありがとうございます!!でもやっぱり素直じゃないですね。」
「うるせえっ!!!」
そういって微笑むユニの顔が何故か直視できずに目を逸らす。首筋が熱い。
……てっ、おい!!店員の奴ら、何ニヤニヤしながらこっち見てんだよ!!?
カッ消すぞ!!!!!
「ふふふ、それじゃあ、私は試着してきますね。少し待っててください。」
「分かった……。」
ふう……何だって俺はユニの顔が直視できないんだ?
それに最近体が火照ることが良くあるような気が……これは一体―――
(それはご主人様が私達にお仕置きを与えることに快感を感じ始めたからです。)
(一誠様はついに覚醒なされたのです。)
(クロームたんもそうならないかな?)
(イッセー様は我らが唯一神ンンンンンッッ!!!!!)
(それだけはねえよ!!!!!)
やめろよ、何勝手に人を変態認定してるんだよ!!?
俺はいたって普通の真人間だ!!!変態共と一緒にするん
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