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鎧虫戦記-バグレイダース-
第11.5話 俺はリディ二―ク、リディと呼んでくれ
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だからこれが一番なのよね。
蛹「これもおいしそうですねぇ‥‥ゴクリ」

Q彼氏はいないんですか?
Aいない‥‥ことはないけど‥‥‥ねぇ
蛹「いや何でこっち見るんですか?」



    **********



「レイラさぁ〜ん、誰と話してるの〜〜〜?」

マリーがレイラに駆け寄った。

「あら、蛹さんは?‥‥‥消えた‥‥‥‥
 一体どんな"超技術"なのかしら?」

彼女はまだ私を“人間”と思っているようだ。

「レイラさん、クレアおばさんが何か1つ頼みがあるって」
「えっ、何?」

レイラは歩いてきたクレアの方を見た。
隣にハロルドも来ていた。

「実は――――」

話の途中にアスラ、ホークアイ、迅が歩いてきた。

「何話してんの?」

アスラは2人に訊いた。
途端にクレアは口をつぐんだ。

「どうしたんですか?クレアさん、ハロルドさん」

3人の後ろからアーロンが話しかけた。
リオさんも来ている。

「私たちはアスラくんたちが次に行く国について話していました」
「そっちは何を話してたんだ?」

リオさんの質問に対してクレアは口を開いた。

「実はね―――‥‥‥」
「実は‥‥‥‥‥?」

クレアとハロルド以外の7人全員はオウム返しをした。
クレアは静かに言った。

「私たち、ここに残ることにしたの」

基地の休憩室内に一瞬 静寂が走った。

そしてすぐに7人の驚きの叫びが室内に響き渡った。

「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
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