最終話 ハッピーエンド
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のある音色を再認識しました。
とにかく素晴らしかったんです.....
練習の完成度も高くなり これなら合唱祭いける!!!!! と思うほどでした。
そして合唱祭1日前....
僕たちの絶妙なコンビネーションは音楽室中を優しい音色で包み込み
音楽の先生もまるで子供のように私たちの音に引き込まれていました。
「明日、頑張ろうね!!!!!」
翼は僕に言いました。
「うん!!!!!!」
僕は笑顔でこう答えました。
一番近くで彼女の音色を今まで聞けたんだ。僕は幸せ者だよ....
そんなことを思いながら僕は家に帰りました。
そして当日 合唱祭です。
有名アーティストの曲を歌うクラス、
中には自分たちで曲を作ったクラスもあって.....
けど、大丈夫!!! 僕と翼なら.... できるよね!!!!!
僕は翼の方を向くと彼女はニコッと微笑んでくれました
そしていよいよ僕たちの番です。
彼女の前奏で曲は始まり クラスのみんなが歌います。
そして僕の時には力強く、時には悲しく.... バイオリンを弾きました
彼女の奏でる音色はこの霧ヶ峰学校の生徒全てを魅了したことでしょう。
練習の中でも一番の出来でした。
ピアノの弾いたときの彼女の笑顔は輝いていました。
色んなことがありすぎたけど、合唱祭大成功です!!!!!!!
そしていよいよ、順位発表!!!
「第1位 二年A組!!!!!!」
..... やった!!!!! 一番だぁぁぁ!!!!!
僕たちは歓喜に包まれました。 三年生を抜き一番になれました!!!!!
そして僕と翼が代表して表彰状を受け取りました。
この時の翼の顔はとても素敵で......
とても印象に残りました。
「けど、俺、振られたんだよなぁ.......」
半分泣き目でそう呟く
次の日、僕の上靴の中には手紙がはいっていました。
「今日の放課後、屋上でまっています 翼」
と書かれていました。
そして放課後
彼女は屋上で僕を待っていました。
「翼!!!!!!」
彼女は屋上から外の景色を眺めて....こう言いました。
「咲希君、もし、もしもだよ。私と付き合ったらあなたは死んじゃうの。
そ、それでも。それでも君は私を好きでいてくれるの??」
「もちろんだよ。翼。
ってか、俺がもし死んでも、生まれ変わった僕はまた君を好きになる。
だから、死んじゃってもさ、僕は君のこと、翼のこと、大好きだよ」
ちょっと、カッコつけすぎたかな.....
すると彼女は泣きながら僕に抱きついてきました。
「ど、どうしたの?? 」
「グスン わ、私も咲希君の事大好きだから!!!!!!!
生まれ変わっても大好きだから....!!!!」
泣きながら僕に抱
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