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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
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誘い
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『ロード、それより物騒だから仕舞え』
ロードに言うと、少女が近寄ってくる。
「……あの、つかぬことをお聞きするんですが……」
「……?はい、何ですか?」
すると、少女の口から思いもよらぬ名前が出た。
「……黒鉄、翔夜さんの体の人ですか?」
すると、俺は押し退け表に出る。
そして、少女の肩を掴み、言う。
「あんた、ダークの……翔夜の事を知ってるのか!?」
「し、知ってるも何も……私は、あの人に助けてもらった事があるんです。……所で、黒鉄さんは中に……?」
俺は顔をうつ向かせると、やがて顔をあげ、少女に事情を話す。すると、少女は驚き、顔をうつ向かせる。
「そう……ですか……黒鉄さん、死んじゃったんですね……」
「でも、あいつはきっとあんたの事を思ってるよ。……ああ、そう言えば名前は?」
「あ、はい。朝田……詩乃です。済みません、来人さん」
「来人で良いよ。さて、またさっきの連中に捕まったら行けないから家まで送るよ」
「あ、ありがとうございます……」
俺は少女ーーーーー朝田さんを連れて、彼女のアパートまで行くこととなった。































???Saibo
「いやぁ〜見事な手さばきだったねぇ〜」
黒髪の男が少女を連れていくのを見届けると、後ろから奴が現れる。
「……何のようだ、お前はもう此方に来なくて良いのによ」
「冷たいねぇ……ま、君が冷たいのは当たり前か。此方にも此方なりの事情があったものでね」
決まったように言う言葉に、俺は呆れてそいつの方へ向く。
「……で、今回は何だ?」
「住みかだよ。家がないとやはり生活が成り立たない。そこで、我々は君に住居を用意した。是非使ってくれたまえ。必需品も買い揃えておいたよ」
そいつが言うと、俺に鍵を渡す。
「……何処までも律儀だな、あんたらは」
「何、君には迷惑を掛けたからね。これくらいは此方の負担だ。では、これから先は我々も接触はしない。精々頑張ってくれたまえ?」
すると、そいつは虚空に消え、そこには風が通り抜けた。
「……さぁて、俺は俺の仕事を始めますか」
俺は漆黒のコートをなびかせて、言う。
「イッツ、ショータイム」、と
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