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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第448話】
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の方針でね。 一過性のお客よりも、常連客を大事にしたいから。 ……後、母さんが基本的に恥ずかしがり屋だからね、写真とか撮られたら、多分もっと奥に引きこもっちゃうかもしれない」
苦笑を溢す成樹、確かにいつも店の奥の厨房に引きこもっていて、接客も現在は成樹が行っている。
前に来たときは成樹の親父さんは海外に行っていたが、今はどうなんだろうか。
「そういえば成樹、親父さんは帰国したのか?」
「うん。 でも今日は居ないよ、父さんの友達と一緒にスポーツジムで運動して体力をつけてるからね。 ……そろそろ注文聞こうかな?」
きりの良いところで成樹がそう言うと、小さくお腹の音が鳴った――俺ではなく、美冬のお腹の音だ。
お腹の音が鳴ったのが恥ずかしいのか、美冬の顔が真っ赤に染まる。
「や、そ、そんなにお腹空いてないよ!? せ、生理現象なんだからね!? むぅ、皆笑い堪えすぎッ!!」
美冬のお腹の音に、未来も成樹も必死で笑いを堪えていた――俺もだが。
何とか笑いを堪えると、俺達三人は注文する、俺は軽食のサンドイッチを、美冬も同じくサンドイッチ、後はオレンジジュース、未来は紅茶とケーキを頼んだ。
注文を聞いたら成樹は一旦奥へと消える、多分成樹のお母さんにケーキを頼んだのだろう。
「むぅ……」
「美冬、あんまり膨れるなよ」
「だって……皆笑いを堪えてるんだもんっ。 好きでお腹の音が鳴った訳じゃないもんっ」
ますます膨れる美冬、あまり突っ込むと不機嫌になりそうだと思い、俺は話題を変える事にした。
「それはそうと、この後どうする?」
「そうだね……ウインドウショッピングとかは?」
「あ、後はお兄ちゃんをまた着せ替えるとかも悪くないかもっ」
「あ、それも良いねっ」
間に俺を挟んで会話する美冬に未来、着せ替え人形されては敵わないのだが――と、成樹がサンドイッチを皿に盛り付けて戻ってきた、ついでに向こうで作ってきたのだろう。
それを俺と美冬の前へと並べ、今度はコップにオレンジジュースを入れ始める――一連の仕草一つ一つが様になっていて、女性客が居れば熱っぽい溜め息がこぼれ落ちていただろう。
あいにくと、女性客が美冬と未来しかいないから熱っぽい溜め息が溢れる事はないが。
「はい、御待たせしました」
「へへっ、ありがとう♪」
美冬はそう言葉を口にすると、ストローに口をつけて一口飲む、グラスの中の氷がカランッと小さく鳴る音が聞こえた。
成樹の方は、直ぐに未来の注文した紅茶の準備を始める、頼んだのはアッサムティーだ。
あまり詳しくは無いが、確か赤い紅茶だった気がする。
軽
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