第四話 幸せな毎日
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「まあ、それはそうかもな。今は凄く毎日が楽しいし幸せを実感してる。でも…な…皆に押されて立候補もしたくない生徒会にお前と立候補したら当選しちまった。期末テストが近いっていうのによ…」
嘆く颯を見て遥華はクスクスと笑う。
「他の人が聞いたら怒り出す程の贅沢な悩みよそれ、それと期末テストのことなら心配ないんじゃない?私達は高校までの学習過程を終えてるしちょっと前日に復習すれば問題ないと思うわよ。あ、今日のご飯当番颯だからね。今日もしっかりしたどんなご飯を作ってくれるのかな?」
颯は深いため息をつく。
「あぁ…ちゃんと作るがあんまり時間かかるのは勘弁な。」
遥華はコクンとうなづいた後、あることを思い出した様子で話し始めた。
「知ってるとは思うけど米露がミサイル発射可能な人工衛星を続々と打ち上げているみたいよ。近いうちに軍部からお呼びがかかるかもしれないって事を忘れないで。」
「あぁ、わかってる。まあ俺達にお呼びがかかる時は最悪の事態が起きた時だがな。米露の衛星攻撃も絶域防空システムが防いでくれるだろうよ。」
すると遥華は言う。
「ただの衛星攻撃なら大丈夫でしょうけど、無いとは思うけど米露が攻魔技術を日本から盗み出してるって事もあり得るわ。どんな状況でも対応できるように頼むわよ。」
颯が真剣そうにうなづき、エレベーターの扉が開いた。
二人はマンションの最上階で降り、二人の住む部屋へ向かった。
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