後日談
第138話 彼我の差
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ートライダーズに預け、前に出た。
(ゲネシスドライバーはもう処分して、貴兄さんは無力。それでも、光兄さんが傷つけられて、貴兄さんが黙ってるわけがない)
貴虎が常人離れしたスピードで、黒紫のアーマードライダーに殴りかかった。だが、黒紫のアーマードライダーはあっさりと拳を手の平で受け止め、逆に貴虎を殴った。
「貴兄さんッ!」
後ろにいたビートライダーズの女子組が、さらに大きな悲鳴を上げた。
『今日はここまでにしてやる』
黒紫のアーマードライダーが変身を解いた。碧沙は驚きに息を呑んだ。
変身者は、どこにでもいそうな、ただの少女だったからだ。
この少女が、変身していたとはいえ、元ライダーを退けた?
「大切なものをじわじわと壊されながら、フェムシンムのように滅んでいけ。サルどもめ」
少女にイナゴ怪人が近づくと、無数の黒いイナゴが彼女らを包んだ。黒いイナゴごと、少女とイナゴ怪人は消えた。
残されたのは、ボロボロになった元アーマードライダーたちだけだった。
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