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旧エクリプス(銀河英雄伝説編)
第03話 フリードリヒ四世即位
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クレメンツ皇太子に近しい近衛兵士や宮廷医師は栄転させて、配下の者を帝国騎士(ライヒスリッター)に上げて配置しております。」

配下の者とはバイオロイド達である。

「陛下、皇帝が代わる時に、自分の家臣や支援者を叙勲(じょくん)叙爵(じょしゃく)する事は良くあります。それに帝国騎士(ライヒスリッター)ですので、爵位を授けるのと比べ門閥貴族も気にしないと思います。」

グリンメルスが光輝の発言をフォローする。

「後、帝国直轄地になっているローエングラム星系の開発も先行して始めました。同盟とフェザーンの技術も習得済みです。老化防止薬も販売を開始します。門閥貴族の資金を吸い上げ、平民の福祉向上が狙いです。
またエクリプス社の本社をフェザーンに移して、同様にフェザーンと同盟の富裕層から資金を吸い上げます。
また陛下の肝入で中央病院を設立し、遺伝子治療を行います。5年から10 年内に劣悪遺伝子排除法を廃法にしたいと考えています。」

光輝が当面の方針を説明する。

Sideout


■帝国暦456年11月20日
光輝達は、フェザーンの戸籍を偽装して作る。

■帝国暦456年12月 3日
エクリプス本社をフェザーンに作る。
ルカ・アンジェローニにが、CEOに就任する。

■帝国暦456年12月20日
フェザーンに静止衛星を6基打ち上げる。

■帝国暦457年 1月 6日
エクリプス本社にマザーコンピュータを設置。
量子電導脳の1,200倍もの能力を持つスーパーコンピュータである。

■帝国暦457年 2月 1日
エクリプス社・総合技術研究所の光輝(こうき)一条(いちじょう)博士が老化のメカニズムを発表。
エクリプス・バイオテクノロジー社が老化防止薬を開発。帝国・フェザーン・同盟に新薬の申請を行った。
この発表受けて、各国のマスコミがセンセーショナルな報道を行った。

■帝国暦457年 4月 1日
エクリプス支社をハイネセンに作る。

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