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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第195話 悲劇の始まり
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レヴルはナツから視線を逸らさずに、直感的にそう思った。

キー「・・な、何で・・・ドラゴンフォースを発動させたレヴルの攻撃と、エレクトニクスの攻撃をあれだけ食らったってのに・・・!何で倒れてねェんだよォ!?」

肩で大きく息をしながらキースはナツに問い掛けるように声を荒げた。
ナツはしばらく何も言わず、動かずの状態だったが、固く握り締めた両手の拳に紅蓮の炎を纏いながらニヤッと笑った。



偶然か必然か―――――。
聞こえる訳が無い、別々の場所で戦っているはずの5人の妖精(ようせい)の声が、見事に重なった。



エ「“仲間の想い”が、私に力をくれる!」



グ「“仲間の想い”が、俺に勇気をくれる!」



ユ「“仲間の想い”が、私を支えてくれる!」



リョ「“仲間の想い”が、俺を強くする!」



ナ「“仲間の想い”が、俺をここに立たせてくれる!」



エ「“仲間の想い”に―――」



グ「全力で応える!」



ユ「だから、私達は―――」



リョ「俺達は―――」



ナ「お前等に勝つっ!」



これまた偶然か必然か―――――。
声が重なると今度は、別々の場所で戦っているはずの5人の妖精(ようせい)が同時に攻撃をした。



エ「黒羽(くれは)月閃(げっせん)ッ!!」

剣を大きく振りかざしカオリを斬りつけた。



グ「氷刃(ひょうじん)七連舞(ななれんぶ)ッ!!」

凍らせた肘で斬りつけるようにリオンとハルトを攻撃する。



ユ「氷乱(ひょうらん)扇銀ノ舞(せんぎんのまい)ッ!!」

扇の形をした無数の氷が踊るようにシェリアとイレーネを攻撃する。



リョ「聖者の化身(トーテム・オブ・セイント)ッ!!」

容姿が変わったリョウの背後に浮かび上がった化身(トーテム)が腕を大きく振りジュラを殴り飛ばした。



ナ「―――――滅竜奥義、紅蓮爆炎刃ッ!!!」

両腕に纏った紅蓮の炎を一斉に爆発させ、キースとレヴルを攻撃する。



残ったのは妖精の尻尾(フェアリーテイル)の5人のみ!

チャ「し・・しし・・・し、信じられません!エルザがカオリを倒し1ポイント!グレイが蛇姫の鱗(ラミアスケイル)の副リーダーであるリオンとハルトを倒し4ポイント!ユモスがシェリアとイレーネを倒し2ポイント!リョウが蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のリーダーであるジュラを倒し5ポイント!ナツが銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)のリーダーと副リーダーであるキースとレヴルを倒し8ポイント!これを全て、現時点の妖精の尻尾(フェアリーテイル)のポイン
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