第195話 悲劇の始まり
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
レヴルはナツから視線を逸らさずに、直感的にそう思った。
キー「・・な、何で・・・ドラゴンフォースを発動させたレヴルの攻撃と、エレクトニクスの攻撃をあれだけ食らったってのに・・・!何で倒れてねェんだよォ!?」
肩で大きく息をしながらキースはナツに問い掛けるように声を荒げた。
ナツはしばらく何も言わず、動かずの状態だったが、固く握り締めた両手の拳に紅蓮の炎を纏いながらニヤッと笑った。
偶然か必然か―――――。
聞こえる訳が無い、別々の場所で戦っているはずの5人の妖精の声が、見事に重なった。
エ「“仲間の想い”が、私に力をくれる!」
グ「“仲間の想い”が、俺に勇気をくれる!」
ユ「“仲間の想い”が、私を支えてくれる!」
リョ「“仲間の想い”が、俺を強くする!」
ナ「“仲間の想い”が、俺をここに立たせてくれる!」
エ「“仲間の想い”に―――」
グ「全力で応える!」
ユ「だから、私達は―――」
リョ「俺達は―――」
ナ「お前等に勝つっ!」
これまた偶然か必然か―――――。
声が重なると今度は、別々の場所で戦っているはずの5人の妖精が同時に攻撃をした。
エ「黒羽・月閃ッ!!」
剣を大きく振りかざしカオリを斬りつけた。
グ「氷刃・七連舞ッ!!」
凍らせた肘で斬りつけるようにリオンとハルトを攻撃する。
ユ「氷乱・扇銀ノ舞ッ!!」
扇の形をした無数の氷が踊るようにシェリアとイレーネを攻撃する。
リョ「聖者の化身ッ!!」
容姿が変わったリョウの背後に浮かび上がった化身が腕を大きく振りジュラを殴り飛ばした。
ナ「―――――滅竜奥義、紅蓮爆炎刃ッ!!!」
両腕に纏った紅蓮の炎を一斉に爆発させ、キースとレヴルを攻撃する。
残ったのは妖精の尻尾の5人のみ!
チャ「し・・しし・・・し、信じられません!エルザがカオリを倒し1ポイント!グレイが蛇姫の鱗の副リーダーであるリオンとハルトを倒し4ポイント!ユモスがシェリアとイレーネを倒し2ポイント!リョウが蛇姫の鱗のリーダーであるジュラを倒し5ポイント!ナツが銀河の旋律のリーダーと副リーダーであるキースとレヴルを倒し8ポイント!これを全て、現時点の妖精の尻尾のポイン
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ