第十七話 氷の戦士
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
印象を抱いちゃいないさ。死にかけの僕をレプリロイドにしてくれたことには感謝してるけどさ…」
ルイン「なら、どうして?イグニスやテネブラエのように何か理由があるの?」
グラキエス「理由ね…話すよりも見てもらった方が早いかもね。」
そう言うと同時にグラキエスは海に飛び込む。
グラキエス「おいでよ。君達に見せたい物があるんだ」
ルインとルナも海に飛び込んで、水中に。
グラキエス「君達に見せたいのはこの汚い海の底さ。僕が人間の頃、大規模な海水浄化が行われていたけど、戦いが始まって、終わったら終わったで海水浄化を後回しにして人間達は自分達のことばかり、分かるかい?結局人間達は自分のことしか考えないんだ。だから僕は人間でなくなったことに心底歓喜したね。」
ルナ「へえ…偉そう事言っても、やってる事はイレギュラーと同じじゃないかよ」
グラキエス「僕がイレギュラー?はは、面白いね、君は。僕達人間素体型は元が人間だからイレギュラー化はしないよ。僕達は自分の意志で人類に反旗を翻した。僕は薄汚い人間からレプリロイドに進化したんだ。そして僕は君達を倒して更に上を目指す…。さあ、始めようか!!」
ハルバードを構えるグラキエスに対してルインはセイバー、ルナはバレットを構える。
ルナ「当たれ!!」
リフレクトレーザーがグラキエスに迫るが彼はウォータージェットによる機動力でそれをたやすくかわす。
ルイン「波断撃!!」
セイバーを振るい、強烈な衝撃波を繰り出すが、これもかわされる。
グラキエス「無駄だよ!!アイススティッカー!!」
前方に氷塊を出し、それをハルバードで砕く。
氷の刃が2人に襲い掛かるが、ルナはコネクションレーザーで砕き、ルインはバスターを構えた。
ルイン「スナイプミサイル!!」
グラキエス「うわっ!!?」
追い掛けてくるミサイルにグラキエスは咄嗟にハルバードで受け止める。
ルナ「トランスオン!!ウオフライ!!」
ウオフライに変身すると薙刀を構えて突っ込む。
グラキエス「甘いよ」
身体を捻ってかわし、逆にハルバードによる斬撃を見舞う。
ルナ「痛っ!!?」
グラキエス「遅いなあ…もしかしてそれで最高速度?」
嘲笑するグラキエスだが、ウオフライのスピードが遅いのではない。
グラキエスの水中での移動スピードが早過ぎるのだ。
グラキエス「スラッシュハルバード!!」
2人に向けて巨大な氷の刃を放つ。
ルイン「サークルブレイズ!!」
かつて使用していたアーマーを元にした存在なら弱点は把握している。
ハイエナードの特殊武器を使い、グラキエスを狙う。
グラキエス「やば…っ!!」
弱点の炎が放たれ、慌てて回避
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ