第一話 神生児誕生までの道のり 絶域の誕生とその栄光編
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開が上陸戦でも同じ事が起きていた。攻撃を受けずに一方的に攻撃を加えることが出来るのだから戦う前に勝敗は決しているもの同然だった。
しかし最後の糸満市奪還戦で絶域の意外な弱点が浮き彫りとなった。それは一点を集中的に攻撃を受けるとその周辺が非常脆くなるという事だ。
中国陸軍の生き残った三万人の兵士達は唯一の反撃として一点集中攻撃突入戦法をあみだした。一点集中攻撃突入戦法とはまず一点を集中的に攻撃し穴の空いた所から敵のシールド内に突入するという戦法だ。この戦法は中国軍が数に大きく勝っている時に敢行すれば日本陸軍と互角に戦えたかもしれない。しかし装備、数すらも劣ってしまっている今の状態では例え日本軍に絶域が無くても日本軍に分があった。
中国軍の反撃に多少の被害を被ったが敵軍を殲滅。3万2千人の兵士を捕虜にした。尖閣諸島の中国軍は戦う前から降伏した。
ここに尖閣沖縄奪還作戦は成功に終わった。
沖縄での中国陸軍との戦いは「沖縄島の戦い」と命名された。
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