紅魔館 編
第2話 紅くて魔物が出てきそうな館
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」
大きなペロペロキャンディを星花に見せてそう言う
星花の顔をパァ〜っと明るくなり
手をそのキャンディに近づけようとする
が
楓はキャンディを引いて
楓「おっと、人の物は勝手にとっちゃいけませんよ?」
そう言ってまたもやキャンディを自分の口に含んだ
それも一口で
星花の顔は
言うまでもないだろう?
この楓は食い意地が張っている
ただ意地悪なだけかもしれないがな
笑顔でキャンディを食べている楓に
「な、なぁ、この辺に建物か何かないか?」
俺がそう聞くと
楓はコクリと頷いて、右の方を指指して
楓「ありますよ〜」
と笑顔で答えてくれた
食い意地が張っているだけだった
■■■
あの後、楓は他のお菓子を食べながら颯爽と消えって行ってしまった
色々聞きたいことがあったのだが仕方が無い
そう言えば、楓の能力は変わっていない見たいだった
確か... 空気の圧を変えたりしたような?
忘れちまったよ(うp主が)
楓に教えられた方向へ歩いている途中
ふと、パーカーのポケットに手を入れたら
何かが入っていたことに気づいた
なんだと思い、手に取って見てみる
「....付け....キバ.....?」
そう
それは、ジョークグッズでよくある
取り外し可能なキバだった
だがそのキバは
そこらに売っているようなキバではない
まるで本物のキバの様な
クオリティの高い代物だった
「まぁいいや」
そう呟いてキバをポケットに戻す
星花「おにぃーしゃま、あれ見て」
と、星花が俺のパーカーの袖を引っ張って来た
目を凝らして遠くの方を見てみる
微かに見える.... 紅い館
気づけば辺りは暗くなっていた
なんか
魔物でも居そうだな....
「ん〜、紅くて魔物が居そうな館.... "紅魔館"と言ったところか?」
星花「そんな語呂合わせ...」
クスクスと笑いながらツッコミを入れて来る星花
もしあの館が紅魔館って名前だったらその名前を付けた主に失礼だな
そんなことを考えながら
自称、紅魔館へ急ぐ
■■■
着いた
いや
着いたと言うより
館の迫力に圧倒されて思うように近づけなく
もういっそ着いたことにしてしまおうなんて思っている次第だ
館の前に門があるが
その門に寄りかかって立ちながら寝ている女性がいるのだが...
あれは門番であっているのだな?
百歩譲っても門番
だが門番として機能していないのでは...
ひょんなことを考えながら
俺
走って女性の目の前に立つ
「お、おーい?」
囁き声
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