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子虎迷走記
第2話 海賊との遭遇
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すし」

灰色の髪の人、ヤードがそう言い出す。

「ユエは……ちょっと特殊で……」

「特殊?」

「まあ、話が長くなりそうなので話せる時に話します」

そんな感じで話は終わり、疲れてるだろ?という事で寝る事になった。

俺はレックスの護衛獣だし、同じ部屋。

今は子虎だしなー。
枕の隣、ベットの隅を借りて丸くなる。

「おつかれさま、そして今日もありがとう」

「ギャウ(おう)」

頭を撫でてくるレックス。
なんだか眠たくなってきた。大きく欠伸をする。

「おやすみ、ユエ」

「ギャオ(おやすみ)」

そうして召喚されて2日目の夜は終わった。







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