第2話 海賊との遭遇
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。
ウィルはやや警戒心を持った暗い顔をする。
せっかくレックスに心を開きかけてたのに。
俺はそれを言った瞬間尻尾についてるリングの部分が足に当たるように振った。
「痛っ!なにするんだユエ!」
ジト目で見る。
「えーと俺は何かまずい事を言ったのかな?」
こくこく。
ウィルはその様子を驚いたように見ている。
さっきのセリフ、ウィルは先生だから自分の事をしかたなく守ってるって思っちゃうよ!
ウィルは先生としてみたいな壁のあるものではなく、個人としてみてもらいたいと思ってる。なんか聞いた話だと複雑そうな家系みたいだし……自分とちゃんと向き合ってくれる人がいて欲しいんだと思う。
それにレックスは気付くのか?
鈍感そうだけど、気付くよな?
ジト目を続ける。
「うーん、何がまずかったのか……」
「ユエ、もういいよ……」
必死で考えてるレックス。ウィルは俺に止めるように言ってくる。
諦めたような顔すんなって、レックスならお前の事気付いてくれるさ。
そう思って一声鳴く。
「……期待してもいいのかな?」
ポツリとレックスに聞こえないように呟くウィル。
「ギャウ!(おう!)」
「そっか、ユエが言うなら信じてみるよ」
明るい顔になったウィル。
俺の頭を撫でてくる。
とりあえず、ずっと悩んでるレックスに猫パンチならぬ虎パンチをして目を覚ました後、散策を続けた。
岩浜
ウィルが人影を発見。呼んでみると声が返ってくる。
そして人影に近づくと……
テンガロンハットをかぶった金髪の少女と全体的に紫な男の人がいた。
ウィルと少女はお互い見た瞬間驚き、レックスは船を襲った海賊!と叫ぶ。
え?こいつら海賊?
全然そう見えねぇ……
てか少女よ。あんたガンマンやろ。
紫の人はなんだろう。すごく変わった格好ですね。
少女はレックス達が無事だった事に驚いてる。
そこに紫の人が少女に話しかけてるのだが……
おねぇ!この人おねぇだ!
でも不思議と気持ち悪さを感じさせない……
不思議おねぇだ!
っていうか少女の話によるとレックスは海賊達を一人で倒したらしい。
そういえば軍に言ってたらしいし、訓練はしてるんだな。
って思ってる間にレックスがソノラを怒らせたようだ。
戦闘が始まりそうになる。
テコも戦うらしい。
俺も虎初心者だけどやってやんよ!
「グルルルルル!」
戦闘開始!
レックスはソノラと戦うらしい。というかソノラがレックスに攻撃を始めた。
俺とテコは紫の人と戦う。
「あら?かわいい子達がアタシの相手をしてくれるのね♪」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ