第2話 海賊との遭遇
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召喚された次の日
どうやら一番最初に目が覚めたらしい。
んー、レックスおこそ。
肉球付き前足でレックスの頬を叩く。
「ギャオー(おきろー)」
「う、ぷにぷに……?」
などと言いながらレックスは目を覚ました。
「えーと、おはよう、ユエ」
「ギャウ、ギャオ(おはよう、レックス)」
とりあえずよく寝てるウィル達を起こさないように移動する。
「とりあえず、使えそうなものを探そう」
「ギャウ(おう)」
レックスと一緒に浜辺に落ちてる使えそうなものを探す。
俺は手が使えないので物をくわえるか、くわえないものはレックスを呼ぶ。
そして一通り集め終わった所で戻るとウィル達が起きていた。
「やあ、おはよう」
「ギャオー(おはよー)」
「あ……」
安心したような顔のウィル。
心細かったのかな?
そこら辺のもので使えそうなものを探してたと説明するレックス。
ウィルはよく眠ってたから起こさなかったんだけど、言ってから行動した方がよかったらしい。
レックスは謝りながら、俺と拾ったものを見せた。
戦利品。
ノヴィスソード。
ノヴィスメイル。
万能ナベ。
Fエイド。
そして最後に綺麗な黒いひし形の石?を見つけたんだけど、小さく穴が開いていた、レックスは紐を通して俺の左前足に括りつけた。
なんか、アクセサリー増えました。
その黒い石だけ異様な感じですが。
まあ、拾ってきたものは大体こんな感じだ。
とそこでレックスのお腹がなる。
おいおい、生徒が呆れた目で見てるぞ。
実は昨日から何も食べてないらしい。
とりあえず、腹ごしらえをする事になった。
生徒はどうやって?って顔だ。
レックスが移動しよっかと言って歩き出す。俺も、レックスの隣を歩く。
慌ててウィルは猫を抱っこしてついてくる。
岩場
ここら辺が良さそうだと海を見てるレックスにウィルは説明をするように言う。
何をするかって?
これから魚釣りをするのだ!(※バッバーン!と効果音が付きます)
あれ?なんか変な効果音が……なんか体が幼いせいか思考が幼くなってないか?
ま、俺は釣れないけどな。
近くで見るだけ。
道具は昨日の夜に話をしながらレックスが作りました。
エサは砂の中の虫を使います。
ウィルは抵抗があるのか、う……っなどと言ってます。
「よーし……さあ、頑張るぞ!」
「ギャオー!(おおー!)」
「ミャミャー!」
READY GO!
じーっと水面を見る。
「あんまり身を乗り出したら危ないよ、ユエ」
「ギャウー(大丈夫ー)」
そして、かか
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