例えばこんな真実を暴く必要があったのだろうか
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たわ。だからこれ以上確かなことは言えない」
「ありがとうございました、こんな話をいきなりやってきた私に聞かせてくれて」
「いいのよ・・・あの子も、貴方の事は前から気にしていたようだし。時々届く手紙にも、いつも貴方の事が一番に書いてあるわ」
おかしそうに笑うその顔は、ジェーンを玩具にしていたような連中の笑みとは断じて違う。かといって箒がゴエモンに、鈴やシャルロットが一夏に向けるようなそれとも違う。純粋に母親が子供をおかしがる顔だった。
この人は間違ったかもしれない。でも、やっぱり母親という生き物なんだ。そう思ったジェーンは、少しだけ口元をゆるませた。
あとは、本人に話を聞くだけだ。
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