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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
49 殺人〜Crow likes glisten something.
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ずなのだけど…。
とりあえず、体を無数の蝙蝠に分散させて屋敷中を見回る。
「……いた」
屋敷を巡回していると割りと簡単に見つけ出す事が出来た。
少女の目の前に蝙蝠が集まり、レミリアの姿が現れる。
「…………!」
しかし、またもや少女が姿を消した。
「うーん…。どうなってるのかしら?」
再び無数の蝙蝠となり、屋敷を巡回する。
パタパタと飛び回っていると、美鈴の姿が見えた。
急所に当たればいくら美鈴でも無事ではすまないから注意させておこうかしら。何せ、私でも防げなかったのだから。
「美鈴」
「あ、御嬢様」
美鈴の目の前に蝙蝠が集まり、レミリアの姿が現れた。
「貴女は探さないでいいわ。逆にどこかに入って内から鍵をかけておきなさい」
「はあ…、御嬢様がそう言うなら。わかりました」
こう言うとき聞き分けがいい従者は本当に良いわね。蝙蝠になりながらそう思った。
パタパタ…バサバサ!(蝙蝠が集まってレミリアが元に戻る音)…―(少女が姿をけす)…パタパタ…バサバサ!…―…パタパタ…バサバサ!…―…パタパタ…バサバサ!…―…
…そろそろ飽きてきたわ。取っ捕まえて終わらせましょ。
今度は少女の目の前に現れるのではなく、少女の方を掴んだ状態で現れた。
当然、少女は消えた。だが、レミリアはそれを読んで急所を咄嗟に両手で隠した。
レミリアが防御に成功したと思うと同時か、それ以前に少女は姿を消す。
「正解故に読みやすい。いいわ、貴女がどれだけ早く動こうとも絶対不可避な攻撃をしてあげる」
腕に刺さったナイフを抜いて放り捨てる。
レミリアが内心、このナイフが銀製でなくて良かったと安堵しているのは触れないでおこう。
そして、もう何回目かわからない巡回、発見、姿を現した後にすかさず、少女に向かってレミリアは攻撃した。
紫と作っている、人と人外が勝負をつけるためのルール。その試作のスペルを放った。
「服従『ナイトメアサレンダー』」
不殺のルールに乗っ取っているから当たっても死にはしない。ただ、全方位にレーザーや弾幕が張り巡らされていて、それがじわじわと対象を追い詰めていく。
動けば当たる。動かなくても当たるこのスペルカードは反則なのだがこの際はどうでもいいだろう。
そして、手応えを感じたと同時にスペルを終了させた。
………………………………………
……………………………………
…………………………………
今度は少女に鎖を繋いでおいて逃げられないようにした。
「貴女、名前は?」
「……………」
「何処から来たの?」
「……………」
「もう、何か喋りなさいよ」
「……………」
はあ、何でこの子は喋らないのかし
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