MidNight Door
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時が流れ、シャボンディ諸島に夜が訪れる。
『さぁ。一大プロジェクトの始まりだ(妖笑)』
妖美に笑うと、三日月冴えも口角を上げて笑うかの様に、月明かりを照らす。
〜その頃〜
誰もが深い眠りに就く中、痣が妖しく光り、導かれる様に起き上がり外に出る。
『皆良い子だね』
すると、痣が付いている海賊達は彼女の元に集まる。
〜一方〜
他の島や国,海軍本部などに散らばった蝶達は、彼女の分身と化し、同じ様に痣の付いた者は彼女の元へ集まる。
『(他の所も順調みたいだな)さぁ、皆が望む理想の世界に行こう』
そして、彼女と集まった人々はもう一つの世界の入り口に入った。
〜翌日〜
一晩にして多くの人々が失踪した事件に、記者達は黙っては居られなかった。
ルフィ「おいナミ!サンジ!チョッパー!ロビン!何処行ったんだよ!!」
フランキー「何が一体、どーなってんだ!?」
ウソップ「もしかして!人拐いに拐われたとか!?」
と、四人の姿を探しに、甲板に集まる麦わらの一味。
ロー「おい。麦わら屋」
そこへ、同じルーキーのローとキッドが乱入する。
ゾロ「何しに来やがった」
と、警戒心を剥き出し、鞘から刀を抜こうとする。
キッド「お前等、その様子だと俺達と同じみてェだな」
ルフィ「どういう事だよ?」
ロー「俺やユースタス屋も、仲間が何人か失踪した」
その言葉に、思わず驚愕する麦わらの一味。
ロー「聞くが麦わら屋。消えた奴等に、妙な痣が付いてなかったか?」
ルフィ「痣って…あの蝶々みたいなヤツか!?」
ロー「やはりな…。どうやら、俺達は奴に嵌められたみたいだな」
キッド「どういう事だ?」
彼の意味深な言葉に、怪訝そうな表情で問うキッド。
ロー「恐らく、今回のこの失踪事件の黒幕は死神屋だ」
全「!!??」
淡々と答えるローに、誰もが驚きを隠せない。
ルフィ「う、嘘だ…。アイツはそんな悪い奴じゃねェ!!」
と、彼女を庇うルフィ。
ロー「だが、こんな事が出来るのは奴しかいない」
そして、その言葉がルフィの心に突き刺さる。
『朝から騒がしいね〜』
全「!!!!」
そこへ、失踪事件の張本人が得意の浮遊術と不敵な笑みを浮かべて現れた。
to be continued
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