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ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
再起-リヴァイヴァー-part1/師弟対決!ゼロVSウルトラマンレオ
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人工太陽『プラズマスパークコア』を生み出した」
続いて写ったのは、ゲンが言っていた人工太陽が光の国の塔、プラズマすパークタワーに設置され再び光の国に光が戻った時のものだった。だが、その光を浴びた光の国の人間たちはその眩さに目を閉ざし、だんだんとその姿を変えていった。
「プラズマスパークエネルギーは、当時の光の国の人間たちに巨大な力を与え、超人へと進化させたのだ」
次々と姿を…サイトもよく知る巨人『ウルトラマン』へと姿を変えていく光景をサイトは目に焼き付けた。
(これが、ウルトラマンが誕生した秘密なのか!)
その姿はある種の感動をサイトに与えた。学校の歴史の授業よりもはるかに興味深かった。
「彼らは与えられたその力にはきっと意味があると考え、宇宙の秩序と平和のために光の力を使うことを決意したのだ。だが…」
まさか、自分たちが未来を再び掴むための発明品が、当時の彼らの予想とは大きく違った歴史の出発点となるなど、予想もしなかっただろう。
しかし、たった今レオは含みのある言い方をしていた。だが…とは一体?
「27万年のウルトラマンの歴史の中で、力を求めすぎてプラズマスパークコアの力を独り占めしようとした者がいた」
新たに映像に撮されたのは、まばゆい光を常時放ち続けているプラズマスパークコアに、一人のシルバー族のウルトラマンが近づき、コアを掴みとろうとした姿だった。しかし、あと少しで手が届くころで、バチ!っと衝撃のようなものと鋭い痛みが、コアを奪い取ろうとしたそのウルトラマンを襲った。
『あ、ああああああ!!?うあああああああ!!!!』
まるでそのウルトラマンの心の中に邪悪な心でも潜んでいたかのように、彼の体から煙のようなものが吹き出し、コアの前で苦しみ出す。
「コアのエネルギーは、完成当時の光の国の人間をウルトラマンに生まれ変わらせるほどの力を変わらず保ち続けていた。そんな強大すぎる力に迂闊に手を伸ばすことは、到底我らでも耐えられるようなものではない。それに、コアを奪うことは光の国から再び光を奪い去り、故郷と同胞たちを滅ぼすも同義。
奴は最大級の大罪人として光の国を追放されたのだ」
「…」
ゲンがそこまで説明を入れたとき、コアを奪おうとしたウルトラマンが、当時のウルトラ戦士たちによって宇宙へ追いやられた姿だった。その中には、角が小さく若々しさを持っていた頃のウルトラの父と、胸にスターマークが刻まれていなかった頃のゾフィーがいた。
「けど、これがゼロとどう……!まさか!?」
『……』
一体それがゼロとどんな関係があるのかと問いただそうとしたサイトだが、すぐにその意味を理解した。意味を悟られ、ゼロは無言になる。
「そうだ、ゼロもコアを奪おうとしたあのウルトラマンと同じことをしたのだ」
新たに映された映像、コアの眩さでよく姿を確認
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