第六話 石川大尉！！合気道でも勝つ！！その二
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「それはな」
「それはそうだけれどな」
「まあ女子校生ならな」
「アイドルか」
「ああ、アイドルのビデオだよ」
そちらになるというのだ。
「現役女子高生アイドルな」
「それこそ幾らでもいるな」
「その幾らでもの中から探すか？」
「そうするしかないだろ」
女子高生のそうした目的の為のＤＶＤを観ようというのならだ。
「こうしたアダルトはねえよ」
「まあそこは仕方ないな」
「そうだよ、まあ小林ひとみさんはこれで決まりだな」
そのもろなめ夫人というのだ、実にダイレクトなタイトルだ。
「じゃあアイドルのコーナー行くか」
「そうしようか、それで今度の戦いに勝った時のボーナスな」
「ああ、誰がいいかだよな」
「誰がいいと思う？実際に」
「小池里奈さんどうだよ」
尚智が挙げたのはこのアイドルだった。
「あの人な」
「ああ、小池さんか」
「あの人もいいだろ」
「あの人胸はともかくとして」
「制服とか体操服とかいいだろ」
「それこそ子供の頃からグラビアの仕事やってて慣れてるしな」
まさにそちらのプロだ、しかも筋金入りの。
「ドラマで演技力もあってお笑いも出来ることもあってな」
「グラビアの仕事もだろ」
「ああ、来るものがあるぜ」
何処に来るかは言うまでもない。
「じゃあ今度はだな」
「そうだ、小池里奈さんだ」
まさにこの人だというのだ。
「そうしような」
「そうだな、じゃあ悪田部さんにもな」
「言おうな」
こうした話をしてだった、そのうえで。
実際にだった、二人は悪田部の事務所で彼に話をした。そしてその話を聞いた悪田部は二人をじろりと一瞥してからこう言った。
「君達はそちらにも目覚めたのか」
「？目覚めたっていいますと」
「一体」
「ロリにだ」
それに目覚めたというのだ。
「これまでは年上趣味だったがそちらにも目覚めたのだな」
「いえ、小池さん俺達より年上ですよ」
「あの人もう高校卒業してますから」
「ですから今もですよ」
「俺達ロリじゃないですよ」
「ロリは年齢ではない」
悪田部は自分達はロリではないと答える二人にロリとは何かと返した、その目はいつも通り鋭いものだった。
「それは嗜好だ」
「嗜好。ですか」
「ロリってそうなんですか」
「そうだ、ロリが愛するものは何だ」
二人にこのことも問うのだった。
「それは何だ」
「ええと、童顔に？」
「平たい胸に」
二人も悪田部に問われロリとは何かを考えそのうえで言っていく。
「未発育な身体全体」
「小柄なら尚よし」
「幼さ」
「制服に体操服」
「体操服ならブルマ」
「そういうのですよね」
「ロリって」
「ロリには年齢は関係ないのだ」
また言う悪田部だった。
「その外見だ、
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