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ラブライブ!3期School idol production
ラブライブ!3期 Sip 第一話 【アイドルだらけの新入生!】
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!準備任せるね!」
ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「ん?どうしたの?ことりちゃん」
ことり「あのね?…たぶん、始業式の挨拶のことだと思うの。」
海未「確かに、始業式でのあれは酷かったと思います。」
穂乃果「…怒られる、かな?」
海未、ことり「…たぶん」

穂乃果はがっくりと肩を落として教室を後にする。

(コンコン)
穂乃果「失礼します。」
唯先生「あ〜!もうケチ〜!」

理事長室は今までにない程賑わっていた。


憂先生「お姉ちゃんダダこねないで!」
唯先生「憂はμ’sと一緒になれるからって〜!」

唯先生はボソっと子供のように吐き捨てる。

理事長「唯先生?了承して下さいますか?」
唯先生「もういいよ!了承しました!」
憂先生「もぅお姉ちゃんったら」

唯先生は頬を膨らませてボソボソと愚痴りながら穂乃果のいるドアへ歩いていく。

唯先生「いつか絶対に奪ってやる〜〜ブツブツ」

口を引きつらせながら目を合わせないように穂乃果は唯先生に質問した。

穂乃果「な、何か、あったんですか?」
唯先生「…色々とねー」

横目をしながらため息混じりに肩を落として唯先生は理事長室を後にした。

理事長「あら、ごめんなさい。気付かなかったわ。」
憂先生「あ、穂乃果ちゃん。初めまして。平沢憂です。」
穂乃果「は、初めまして!高坂穂乃果です。」

先ほどと打って変わって、外から部活動の活気が聞こえる静かな理事長室。
理事長は真剣な眼差しで穂乃果を見詰めた。

理事長「高坂さん。私は今ひとつの問題を抱えているの。分かる?」
穂乃果「はい。1年生、ですよね。」
理事長「そうね。」
穂乃果「始業式でのことは、本当にすみませんでした!」
理事長「…分かってるならいいの。でもね、問題は少しまた別なの。」
穂乃果「別?」
理事長「…今回の新入生の入試面接をするとき、学校側はある質問を全員に問いかけることに決めていたの。」
穂乃果「問いかけ?」
理事長「『あなたはアイドルと勉強、どちらを大事にしますか?』ってね。」

穂乃果は「ッハ」と目を見開いて驚いた。

理事長「アイドルと答えた子はどんなに成績がよくても落としました。悪いけどね。勉強をしない子を学校に置くことはできないの。でも大半がどっちもと答えました。しかし、本心では勉強よりアイドルが優っている子が多いの。アイドルより勉強と考えられる生徒が少ないの。」
穂乃果「それは…私達のせい、ですね。」
理事長「いいえ、そんなことを言いたいのではないの。むしろ感謝しています。いや、言葉では言い表せない程本当に感謝している。でもね、今1年生はみんなアイドルを目指していると言っても過言ではないの。すでに今6つものユニットが私の耳
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