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ラブライブ!3期School idol production
ラブライブ!3期 Sip 第一話 【アイドルだらけの新入生!】
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暖かい日差しが眩しい桜道に小鳥がさえずる。そんな音ノ木坂学院の正門に3人はいた。

穂乃果「もう、最高学年なんだね。」
海未「早いものですね。」
ことり「…3年生…なんだね。」

3人はどこか寂しげな影を背に落とし、桜吹雪の舞う中ゆっくりと校舎を見詰めていた。



役員「では、生徒会長、新年度挨拶をお願いします。」

始業式。穂乃果はステージ左から姿を現すと

1年生全体「キャーーーーーーーー!!!!!!」

2〜3年生が耳を塞いで驚いた。1年生全体のテンションはライブ会場のようになっていた。穂乃果もその光景に唖然とし、壇上まで2〜3歩というところで顔を引きつって驚いた。そして、普通の学校ではありえない冒頭の挨拶が始まる。
穂乃果は教壇に立ち俯く。体を小刻みに震わせて歯をくいしばった。

穂乃果「…っみんなー!盛り上がってるかーい!!!」

海未(穂乃果っ!?)
ことり(穂乃果ちゃんっ!)
真姫(ちょっとっ!?)
花陽(えぇっ!?)
凛(にゃっ!?)
理事長(…高坂さん、)

アイドル研究部の部員と理事長は心の中で突っ込んだ。
式中は1年生のテンションが高く続き、中々静まらなかった。
式は進み、ステージ裏の控え室にて穂乃果たち3人。

海未「これは問題になりますよ。」
ことり「登校してる花陽ちゃんたちもさっき学校前で困ってたよ?」
穂乃果「うん…思ってたよりマズイかもね。」
海未「じゃぁ何であんなこと言ったのですか!」
穂乃果「ん〜、ノリでぇ…テヘヘ」
ことり「お母さん絶対怒ってるよぉ」

そんな騒がしい始業式は、とある新任の先生により静まるのである。



役員「では続いて、新任の先生方の挨拶をお願いします。」

憂先生「音ノ木坂学院の皆さん、初めまして。平沢憂(ひらさわ うい)です。やはりこの学校の生徒は元気ですね。生徒会長さんの影響かな?」

にっこりとして控えの方をチラ見する。

憂先生「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんの多くはスクールアイドルμ’sを目当てに入られたのでしょうか?実は私もなんです。私はある高校から転勤してきたのですが、どうしてもμ’sの皆様にお会いしたくこの学校へ来ました。しかし、それは「ただ楽しいから」とか、「ただ好きだから」ではなく、「どうしたらあんなにも楽しそうに頑張れるのだろう」という疑問から会いたくなったのです。1年生の皆さん。学校は勉強する場です。μ’sの皆さんは、ダンスや歌の練習、ライブのセッティングなどの仕事がある中、学業も怠らず、ましてや生徒会長をも担っています。そんなμ’sの頑張れる力、その活力の原点は何か、それを知りたいとは思いませんか?私は知りたい。だから音ノ木坂学院へ来ました。1年生の皆さん
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