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FAIRY TAIL −大地の物語−
激突!妖精の尻尾!1
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至って簡単だった。

桜髪の男が使った技だ…あれは間違いなく『滅竜魔法』…

つまり、彼は『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』の『火竜(サラマンダー)』…

ようやく見つけた、ガイアロストの手掛かり…

だけど、こんな状況じゃ聞く耳持ってくれそうにないな…

かといってもう一回逃げるわけにはいかない…

ならどうする?

…やることは…一つ!

「もうくたばったか?」

「いや、待て…」

砂ぼこりが立ち込める中、俺は立ち上がっていた。

プランA…『俺の話を聞いてくれるまで戦う』…

「悪いな、倒れるワケにはいかねぇんだ…」

「いいや」

桜髪の男はニヤリと笑い、

「燃えてきた」

と拳を両手で合わせた…
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