出会いとテロ
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
「へ?」
「私と娘と……時々フェイトちゃんが帰ってくるけど、部屋は空いてるし…ね?」
なんなんだろうこの人……なんでこんなにさらっと人を泊めようと言えるんだろう……。それにさらっと娘がいる、とか。女性三人の中に入ったら?と悪魔の誘いをしてるし……
「えっと……その、遠慮します……」
「えぇ〜、遠慮する必要ないないのに〜」
いやいや、そういう問題じゃないんだけど……
「ん〜、皆気にしないと思うけどなぁ……」
「いや、ですからそういう問題じゃないんですよね……」
建物を出た瞬間……
「っ!?」
「爆発!?」
先程いた建物から爆発音と煙……事故かなにかなのか、本当にここに来てからトラブル続きな気がするよ……
《高町なのは二等空尉》
「あっ……うん」
いきなりなのはさんの近くに何かが出ていた。どうやら誰かと話しているみたいで、言うならば一種の……携帯電話みたいなものかな?
「ごめんね、澪君」
話が終わったのか、僕の方を向いていた。先程のような顔ではなく、真面目な顔をしていた。
「あそこでテロが起きたみたいで、今から行ってくるね」
「あ、は、はい……頑張ってくださいね」
「うんっ」
そう言えば、なのはさんも時空管理局に所属しているらしい。確か……戦技教官だったかな?機会があったら僕も鍛えて欲しいな……
それにしても……テロ。
また変なことにならなければいいな……
そう思いながら煙が舞う建物を見て、おもむろに右手の手袋を外した。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ