第三話~新たな始まり~
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「……」
2人がかりで勝てなかった…。その事実に僕達は一言も喋れなかった。
プルルル、プルルル、
「グリーンか…」
『レッド、今どこにいる。』
「マサラの森の中だよ」
『ならちょうどいい。すぐにオーキド研究所に来い。話がある。』
「いいけど…どうしたんだ。」
『カントー地方の全都市が襲われた。』
「えっ…」
僕達は最初、グリーンさんが何を言っているかよくわからなかった。カントー地方の町が襲われた…。そんなことが。
「グリーンさん、どういうことですか。」
『イエローもいるのか。ならお前も来い。話はそこでする。』
「…わかりました。」
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オーキド研究所
「失礼します。」
「おぉ、レッドとイエローか。久しぶりじゃな。」
「オーキド博士、お久しぶりです。」
「オーキド博士、カントーの町が襲われたって…」
「その事については、奥にグリーンとブルーがおる。とりあえず奥に行ってくれ。そこで話をする。」
「わかりました。」
奥に入ると、グリーンさんとブルーさんがいた。
「これで皆そろったな。では今から話をする。今日、セキエイ高原を含めたカントー地方の全11都市がほぼ同時に襲われたんじゃ。結果、ほぼ全ての町が壊滅。しかもグリーン以外のジムリーダーや四天王も全員昏睡状態になっておる。」
「「「「えっ…」」」」
今この場にいる全員が声も上げることが出来なかった。それもそうだ。カントー地方の全都市を同時に襲うことができるだけの組織力に、ジムリーダーや四天王を倒すことのできる実力がある。今までに戦ってきた組織の中では最強と言ってもいいだろう。
「敵の名前は、どういう名前何ですか。」
「十二使徒と言うそうじゃ。」
十二使徒…。ついさっき戦った人も十二使徒と言っていた。しかも上からの命令と…。つまりあの人より強い人がその組織にはいるということだ。
「今回皆を集めたのは、頼みたいことがあるからじゃ。実はついさっき、ホウエン地方に襲撃予告が送られたんじゃ。そこで、ホウエンに行ってそれを防いでくれんか。」
「「「「わかりました。」」」」
これ以上、あの人たちのすきにはさせたくない。それに、町を、人を襲うなんて許せない!
こうして、僕らの新たな旅は、始まった。
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