番外編僕と海と海水浴
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
十分後私達は支度を終えてやっと海に向かってます。ここまで遅れた理由は私が水着を探していて、それで遅くなってしまいました。お兄ちゃんにどこにいれたか聞くのに手惑いました。お兄ちゃんが知ってる理由は私の荷物の整理はお兄ちゃんがしてくれました。今日お兄ちゃんは何か用事があるって言って来てません。多分木下さんと出掛けてるんでしょう。
その頃の一真
「ヘックション」
「笹本くん風邪?」
「誰かうわさしてんだろそれより終わったか?」
「二ページくらい………」
「その調子で行けばあと二時間くらいでおわるだろさぼんじゃねぇーぞ」
「善戦します………」
夏休みの宿題をためている木下をしごいていた。
「あ、鈴ちゃん」
浜辺に入りしばらくすると声をかけてきた。この人は……
「直葉さん」
私の家のメイド長、桐ヶ谷直葉さんだ。既婚者ってことでたまに相談にのってもらうけど………この人の考えが少しぶっ飛んでるから少しビックリする。
「直葉さん今年は旦那さんと来てないんですか?」
直葉さんは毎年旦那さんとここにきてる。でも毎回いく時期が合わず一度も旦那さんの姿を見たことがない。
「………喧嘩しちゃった」
「…………え?」
直葉さんいわく旦那さんが浮気をしたことないからしてみたらと進めてそのまま喧嘩したらしい。
「良かったら仲直り手伝います」
「つまりは根本を何とかする必要があるかもな」
「根本?」
復活した雄二と海の家で焼きそばを食べながら雄二の言葉を聞き直す。
「つまりは原因の一つ浮気を何とかしなきゃなナンパでもしたら流石にそれは何とかなるけど状況が状況だけに無理だ」
「あ………」
口論の原因が浮気になるけどいまそれをしたら確実に逆効果になる。
「なら素直にあやまんのはどうだ?」
「それが一番最善のてです。仕方ありませんしそれでいきましょう」
てなわけで奧さんを探すことになったけど……………
「どこにもいねぇな………」
「気のせいか人も少なくねぇか?」
桐ヶ谷先生のいうとうりさっきまで賑やかだったのに人が全然いなくなってる。どうしたんだろう?
「吉井様、坂本様、それに桐ヶ谷様ここにおられたのですか」
人を探す僕たちに話しかけてきたのは執事の西田さんだ。
「西田さんどうしたんですか?人がいなくなってますが……」
「それが現在逃走中の強盗犯がこの島に流れ着きまして直葉様を人質に……って桐ヶ谷様?」
アレ?さっきまでいた桐ヶ谷先生の姿がない。
「先生ならさっき走っていったぞ」
「早くしねぇとこいつほんとに殺すぞ!」
私達が直葉さんと出会ってから二十分後、とりあえず旦那さんを探しているときに突然悲鳴が上がって気が付いたときには直葉さんが人質に取られていた。犯人の要求は逃走用の船を用意すること。犯人は物凄
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ