暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos42力のマテリアルL/雷刃の襲撃者〜Levi The Slasher〜
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して・・・「うそだぁぁぁーーー!?」直撃させた。
墜落して行くレヴィが体勢を整えて宙に留まったことを確認。周囲にランサー発射体のプラズマスフィアを5基と待機させながらレヴィの元へ降下して行く。

「そんなぁー、あーりーえーなーいー! ボクのブレイバーがポキられたー!」

刀身を失った“バルフィニカス”を涙目でまじまじと見つめるレヴィ。そんなレヴィに「今回も私の勝ちだね」って声を掛ける。

「むぅ、なんでボクの攻撃は全然当たらなくて、オリジナルのは当たるんだよぉー! ヒキョーだぞ、なんかズルしてるな! 正義の味方のくせに!」

「えっと、ズルじゃないよ? なんていうか、レヴィはまだ、使えこなせてないんだよ。ザンバーの攻撃力に任せて振るうだけじゃ当たらない。それに機動力も落ちちゃうから、使う場面も考えないと」

「ガーン! で、でも、ボクは慣れてないんだぞ! 慣れてる分、オリジナルはヒキョーだ!」

「えええーーー」

なんて理不尽。そもそも「慣れてないんなら使うべきじゃなかったよね・・?」と思うんだけど。するとレヴィは「ふんだ!」ってそっぽを向いちゃった。ま、まぁ、とりあえず大人しくなってくれたから良しとしよう。

「フェイトー!」

「あ、アルフ!」

アルフがこっちに向かって来ていて、そしてレヴィを見た瞬間「なんでコイツとのんびり構えてんの?」一気に不機嫌になって、ものすごい殺気を放った。牙をむき出しにして、グルル、って唸り声を上げる。

「な、なんだよ、やるか? オリジナルのペット! 殺すぞ、このアホ犬」

「上等だよ、フェイトと同じ姿だからって容赦しないよ! その首に牙を突き立ててやるよ!」

一触即発の雰囲気。私は「どうしたの、アルフ!?」ってアルフとレヴィの間に割って入る。アルフはそれでも殺気を放ち続けて、「あんたらなんだろ。闇の欠片をバラまいて、他人様に嫌な思いをさせてんのは!」って叫んだ。

「い、いや違うよ? 断片の発生は別にボクらの意思じゃな――」

「間接的にはそうなんだろうが! こっちはな、倒したくない恩人を、この手で倒すことになってイライラしてんだよ! アンタも、他の連中もとっ捕まえてやて、もう二度と、永遠に復活できないようにしてやる!」

「あ、あぅ、わわ、こ、怖いぃ〜〜〜! なんなのさ、この犬!」

怯え始めたレヴィを「おら、相手になってやんよ。戦いが好きなんだろ! かかって来な!」ってさらに追い詰めるアルフ。私が「落ち着いて、アルフ!」って制止しても、「こればっかりは止められないよ、フェイト!」アルフは言うことを聞こうとしない。

「シャマル先生に教わった封印術式、アンタを実験台にして試してやる!」

「っ!・・・ぅ、うぅ、あう、・・・ぐす、ひっく・・
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