暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos42力のマテリアルL/雷刃の襲撃者〜Levi The Slasher〜
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出来る! ブッた斬って、撃ち抜いて、楽しい楽しい襲撃――スラッシュも出来る! すっごい面白いこと、とっても楽しいこと、ちょーカッコいいこと、なんだって!」

うーん、元の性格でもやっぱり物騒なことは言っちゃうんだね。両手で握っている“バルディッシュ”の柄を握り直す。そして、元々そのつもりだったけど、「君のオリジナルである私は管理局員さんだからね、君たちのやんちゃな遊びを放っておくわけにはいかないんだ」改めてこの子たちの悪巧みを止める決意をする。

「ふっふっふ。その言葉、ボクへの挑戦と受け取った!」

VS?―?―?―?―?―?―?―?―?
雷刃の襲撃者レヴィ・ザ・スラッシャー
?―?―?―?―?―?―?―?―?VS

「見せてやるっ、生まれ変わって手に入れたこの力ッ!!」

――光翼斬――

私のハーケンセイバーをコピーした、斬撃を放つっていう光翼斬だ。でも以前とはちょっと違って、縦回転で、しかも私のものより速かった。しかも誘導性も高いようで、回避しようと横移動したらほぼ直角に曲がって来た。

「バルディッシュ!」

――ハーケンスラッシュ――

大鎌形態ハーケンフォーム時に展開される魔力刃の強度や攻撃力を増加した上での斬撃で、追尾して来た光翼斬を迎撃、弾き飛ばす。そのすぐ後、「電刃衝!」プラズマランサーを6発と発射して来たから、上昇して避けて「プラズマランサー、ファイア!」同じ魔法を8発と発射する。

「無駄、無駄っ♪」

――光雷斬――

あの子は魔力刃で全弾を弾き返した。けど、この魔法は「ターン!」のキーワードで、方向転換が出来るんだよ。四方八方に散ったランサーがあの子に向かって方向転換、「ファイア!」そして再発射。

「へっへーん! 前までのボクと違うんだぞぉ〜!」

――雷光破走――

あの子はソニックムーブで急速後退して、左手を私に向けてきた。魔法陣が展開される。すぐに砲撃だと察してランサーの誘導操作を解除、その場から離脱する。直後「雷刃爆光破ぁぁぁぁッ♪」砲撃が発射された。足元を通り過ぎて行く砲撃をチラッと見て、あの子へと視線を戻した時、「あ・・・!」見失ったことに気付いた。後ろ・・じゃない。

「上・・・!」

見上げると、あの子はそこに居た。水色に輝く雷光の塊を頭上に複数基と展開していた。新技だってすぐに判った私は、迎撃でも防御でもなく、回避を選択した。明らかに私の防御力の上を行ってる。

(距離もある上での発動だ。おそらく範囲攻撃。私のようなタイプにはキツイかな・・・!)

急速降下してあの子から距離を取る。目指すは壁になってくれそうな分厚い岩山。頭上からはバチバチと放電している音が降ってくる。そして「パワー極限! 轟雷爆滅ッ!」そんな掛け声が聞こえてきた
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