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魔法使いと優しい少女
第8話 プールと目覚める者
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私は女子更衣室を出ると神山君が鉄粋さんと一緒に準備運動をしていた。

ゆたか「お待たせしました。」

そう私は二人に言った。
狼牙「お!来たか3人とも。」

神山君はそう言って運動をやめた。

エヴィ「しかしお前達は水着を選ぶ素質を持っているな。」

そうエヴィさんは言った。
狼牙「そうか?」
神山君はそう言った。
ゆたか「神山君。あとでウォータースライダーに行かない?」

そう私は神山君に聞いた。
狼牙「ああ。別に構わないぜ。」

神山君はそう言って私をじっと見た。

ゆたか「なに?」
私は神山君に聞いた。
狼牙「似合ってるな。その水着。」

そう神山君は言った。

ゆたか「えっ//////」
私は顔を真っ赤になりながら神山くんを見た。
狼牙「うしっ。泳ごうぜ!」
神山君はそう言って流れるプールを泳いでいた。
ゆたか「似合ってるか、嬉しいな。」

そう私は言って流れるプールを泳ぐことにした。


-狼牙-


俺は流れるプールを泳ぎながら考え事をしていた。
今は夏のアンデットモンスターの力は二倍近く上がっているだから倒すには融合系の魔法を覚えるしかないな。


俺はそう結論を出した。
狼牙「ふう。」
俺はプールから出て六月が用意したパラソルとビニールシートに座って空を見ていた。

狼牙「いい天気だな。」
俺はそう言って目を閉じた。



〜夢の中〜


俺は夢の中不思議な夢を見ていた。

それは1人の女の子が包丁を片手に持ちながら刀を持った男を10人も殺していた。


俺はその殺し方をどこかで見た気がした。



〜現実〜


俺は目が覚めると能美が俺の近くに座っていた。
ゆたか「あ、目が覚めた?」
そう能美は言った。
狼牙「ああ。何時間ぐらい寝てた?俺?」

俺はそう能美に聞いた。
ゆたか「う〜ん。10分ぐらいかな?」

そう能美は言った。
狼牙「そうか。」
俺は立ち上がって体を動かした。

狼牙「しゃあ。んじゃいきますか。」

俺は鉄粋を探した。
鉄粋は波のプールに立ちながら拳に気力を込めた一撃を波が来た瞬間撃ち込んだ。

俺はそれを見て相変わらずあいつには気を抜くことはなさそうだなと。

俺はそう思いながら鉄粋に近づいた。
狼牙「鉄粋。」
俺は鉄粋に話しかけた。
鉄粋「ん?何だ狼牙?」
鉄粋は拳をほどいてこっちを向いた。

狼牙「そろそろメシにしないか?」

俺はそう鉄粋に言った。
鉄粋「ああ。」

鉄粋は両手を組みながら一緒に能美達と昼飯を食べることにした。

狼牙「悪いな。六月メシを作ってもらったりして。」
そう俺は六月に言った。
六月「いえ…
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