16ー死を呼ぶ9発目
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「ほーら!行くよ!」
僕達は森林エリアを突っ走った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あれ…?」
僕達はさっきのボロマントのいた場所、吊り橋に着くと。
先ほどいたボロマントはいつのまにかに消えていた。
「ここにいたはずなのに…!」
僕達はまるで狐に包まれたような気分で呆然としていた。
「もうすぐサテライト・スキャンよ。それで何か分かるかもしれないないわ。」
それだ。サテライト・スキャンは残り30秒で送られる。
その時に僕達の近くの相手を見れば…
「僕達しかいない…?」
しかし映し出されたのは僕達3人の反応のみ。
キリトはうーんと唸りながら。
「俺みたいに川を潜ったのか…?」
「それはないわ。」
そうするとシノンはそのキリトの説を否定する。
「だって川を潜ったと言ってもアイテム無しじゃ1分が精一杯よ。スキャンのとき潜って他のところに行ったに違いないわ。」
「なーるーほーど。」
僕は相づちを打ちながら。僕はシノンに説明を求める。
「それで?名探偵シノンさんはさっきの…死銃さんという痛々しい可哀想な厨2病な名前の人ははどこに行ったとお考えで?」
「ひでえ…」
キリトはうわぁ…と言いながら僕を見てくる。…酷いのはどっちだ。
それをお構いなしにシノンは。
「おそらくあのプレーヤーは私と同じスナイパー…開けた場所はあまり好まないはずよ。」
「つまり?ファイナルアンサーてね?」
「この近くの都市部エリアにいるはずだわ。」
そうシノンが結論付ける。そうして僕に疑問を持った顔で聞いてくる。
「ねえ、スノー。死銃って都市伝説じゃないの?」
僕は笑いながら。
「それを確かめるんだよ!…もし本当に殺してたら大変だからね。
キリト、行こう!」
「…そうだな…。ようやく会えたんだ。行くしかないだろう。」
キリトは僕を見て覚悟を決めた様だ。僕はシノンを見る。
シノンも覚悟を決めた顔で。
「ねえ…。シノン。やっぱりついてくる?」
「当たり前でしょう?」
シノンは僕を真っ直ぐ見て。少しにやっと得意げに言葉を繋げる。
「『この君の手は離さない。僕はそう決めた』んでしょ?なら最後まで離さないでよ…。」
「上目遣いで小悪魔的笑みで見てくるなんて反則だよ?
…分かった。シノンは何時も通り…。」
「『遠距離射撃お願いね?』でしょう?」
「…うーん。シノンには敵わないな。」
僕は笑みを崩さないで。2人を見る。
接近戦なら最強のキリト。スナイパーとしてはGGOトップクラスのシノン。さらに変則銃撃の僕。
「死銃なんて怖くない。…仲間がいるから。」
僕達はおそらく死銃
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