暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第14話 =武器との別れ=
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ました]という表示が出る。

「鉄鉱石か…」

正直レア度は低いため残念ながらいわゆるゴミ箱いきという名の破棄。
そしてここは一応ダンジョン、モンスターは出現する。

「…っ!」

ここの敵は鉱山だからなのか鉄系モンスターがよく出る。
ちっさいゴーレムとか、岩に手と足が生えた気持ち悪いやつとか。

「…旋桜花!!」

意外と有名な鉱山らしいので残念ながら【双・大剣士】の出番はない。
なので俺の名前的に好きな技、その場を中心に数回スピンし振り払う技を仕掛ける。
ただの剣士には硬い相手は苦手らしいけどパワー重視だから飛ばせばいいってことで関係はあまりない。

だがここでバキッと不吉な音がする。
大体ここに響いてる音はカーンとかカンッなどの鉄を叩く音だ。
だが今回はバキッ。
俺が剣―ブルードザオガー―を見ると半分のところで刃が折れて片方は地面に落ちポリゴンとなって消え持っていたほうも落ちたほうと同じくポリゴンとなって消えていた。

「…はぁぁぁぁぁ!?」

け、剣が…ブルードザオガーが折れた!?
第1層のボス線で手に入れてからさまざまなところで一緒に戦ってきた俺の相棒がぁ…

「…くっ…転移、アルゲード!」

ブロードブレードで戦うにはさすがに心苦しいし、それもすぐ折れそうなので仕方なくホームタウンに戻る…
めっちゃ悔しいんだけど…

=第50層 アルゲード=

「ってなわけなんだよ…」

「意味がわかんねぇよ…」

俺は剣が折れた愚痴をこの50層で商人を営んでいる身長180はある悪役レスラーのようなスキンヘッド男。
でも笑うと味のある顔をするというある意味不思議な男に話していた。

「それでエギルぅ…いい武器屋知らないか〜同じ商人つながりでさぁ…」

「悪い…知らねぇや…でもKoBの副団長なら知ってるんじゃないのか?」

「っ!!それだ!」

あのいまは人間付き合いがなかなかないアスナなら信頼の置ける武具屋知ってるはず!
ということで俺は早速アスナにメッセージを送った。
返信はこなさそうだけどいま頼れるのはあいつしかないからな〜…

「で、最近どうだ。新しいギルドは」

「唐突だな…結構頑張ってるぜ?俺らの首領(ボス)なんか始めてあったときと比べてレベルが倍になろうとしてるからなー…」

「やるなぁ。さすが中層プレイヤーのアイドルと言われてたことはあるな」

「知ってるのか?」

「あるツテがあってな。そういう情報も少しは流れてくるんだよ」

さすがはあくどい商売をしてるエギルだな…
でも、攻略組みの商人にまで情報が来てたなんて結構有名だったんだな。

「っと…返信きた!」

えっと…『心当たりがひとつあります』…店の情報教えてく
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