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戦国異伝
第百七十九話 集まる者達その十二
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「よいな」
「?何がよいのですか?」
「一体」
「いや、何でもない」
 このことは誤魔化した松永だった。
「気にすることはない」
「左様ですか」
「そのことはですか」
「うむ、気にするな」
 あくまでこう言うだけだった、今は隠して。
「何でもない故にな」
「ですか、それでは」
「これよりあの者のところに」
「殿のところに参上しようぞ」
 松永だけは意気揚々としていた、そのうえで彼もまた信長の前に参上した、そのうえで安土の宴に加わるのだった。


第百七十九話   完


                          2014・4・19
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