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白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第25話-2 『ようやく気付いた、真実<ほんとう>の気持ち』
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たけれど、俯いたまま呆けている少年は全く気づく事もなく。

「……まくらは妹みたいなもんだよ。それは変わらない」

 口にした答えは、さっきと変わらなかった。

……けれど。

 すぐに、たった今気づいたばかりの『真実』も付け足した。

「うん、妹みたいなものだったけど。
……でもそっか。
それだけじゃなくて、俺、まくらのコトを女の子としても、ずっと前から好きだったんだな……」

 少年が、ようやく腑に落ちたという顔でそう口にした瞬間。
硝子は唇を噛み締めると、つらそうに俯いて。そして、






























 ドア一枚隔てた廊下には、その『答え』を聞いてしまった雪姫が、呆然と立ち尽くしていた──

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