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白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第25話-1 『冷め切ったまくら。雪姫との初めてのデート。「計佑くんの手……私の大好きな、計佑くんの手だ……!」』
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て、二人してビクリと振り返ると。
そこには若い清掃員が、道具を手にしてこちらを見下ろしてきていた。
そのどこか冷たい眼差しは、特に計佑たちの繋ぎあった手に注がれていて。

「「すっ、すみませんでした……!!」」

 二人は慌てて手を離すと、謝りながらガタンと立ち上がる。
 そして、清掃員からの

『時と場所は選んでイチャつけよっ、このバカップル……!! リア充爆発しろ!!』

 そんな無言のプレッシャーに追い立てられ、逃げるように映画館を後にしたのだった。


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