暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
それぞれのクリスマスゆりっぺ×野田の場合
[1/4]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
普通クリスマスって恋人とか家族とかで過ごすものなのよね。でも、なぜか私は野田くんと保育園でするクリスマス会のお手伝いをしている。受験生なのにこんなことしてていいのかしら?まぁ、気分転換と考えればこれはこれで悪くないのかも。あいつとクリスマスを過ごせると考えてもね。
そしてこうなった事の発端は……。
『ゆりっぺちゃん!今度のクリスマスクリスマス会のお手伝いしてくれないかしら?』
園長先生のお願いを無下にできなく本音よりも建前が勝ってしまったわ。
了承したら追加注文で『力仕事できる友達いないかしら?』ときた。
力仕事ね。かなでは論外だとして、音無くんは……確かかなでと出かけるって言ってたし(リア充爆破しろ!)日向くんは……ユイと過ごすって言ってるし(リア充爆ぜろ!)と考えるとリア充じゃないTKか野田くんかしら?
とまぁこういう具合に野田くんが力仕事をすることになったんだけど。べ、別に野田くんとクリスマス過ごしたいとかないし!ありえないし!ただTKだと園児のみんなが怖がっちゃうから!そうよ!って誰に言い訳してるんだろ私……?
「ゆりっぺぇぇ!ツリーを設置したぞ〜!」
こんな寒い時期なのに暑苦しいほど声を張るバカ。意外に先生たちからはすぐに仲良くなったのよね。まぁ……最初があれだったからかもしれないけど。
『これってゆりっぺちゃんの彼氏なの!』『ゆりっぺちゃんも隅に置けないわね』『若いっていいわね』
こんな勘違いのせいで私も野田くんも弄られましたとさ。野田くんはまだ女性への耐性がなくって顔真っ赤だったけど!あ〜今思い出すだけでイライラしてくる。
「ありがとう。飾り付けはこっちでするから、教室にいる子供達と遊んできてくれる?」
「なんだと!俺は、俺はゆりっぺと飾り付けをしたいぞ!」
こういうことを素で言うのがすごいわね。
「これは野田くんにしかできないの。お願い野田くん」
手を合わせて上目遣いでお願いする。
「ゆりっぺ……達者でな!」
大袈裟な言葉を残して野田くんは子供達がいる教室に消えていった。
「良い彼氏もったね。ゆりっぺちゃん」
「だから彼氏じゃないですよ。園長先生」
優しい顔つきをしている園長先生は若いわね〜と言いながら、飾り付けを始める。
飾り付けの際中も何度も茶化されたけど、無事に終わり、野田くんがいる教室に行く。もしかして子供達を怖がらせてないかしら?目つき悪いから。
「うん。早く行かなきゃ」
どうしてこうなったの?
教室のドアを開けると野田くんが園児たちに囲まれて右肩に1人、左肩にも1人、背中に2人、両手に1人づつ足にも以下略。
つまり、大人気だった。まるでミニふなっしー襲来みたいな状況だった。
「
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ