第四部『CHILD'S PLAY 〜邪神暗躍ッ!闇に囚われた少女を救え!だゾ〜』
第12話『世の中、何が起こるか分かったモンじゃないね』
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ムシティの地下全体に広がっており、民間用の非難シェルター、医療施設、魔術研究施設、基地の全電力を賄える魔力炉、基地を守護する結界基等々、多くの施設が整っているそうだ。
・・・覇道財閥マジぱねぇ。
「ここが、司令室です」
「へぇ〜、ここが」
「わ〜・・・ひっろーい」
んでもって、オラがいるのが司令室。ここで、デモンベインのサポートを行ったりしているらしい。んでもって、3人のオペレーターを務めるメイドさんを紹介してもらった。
「チアキっていうんや。しんちゃんに、アルちゃん、ひまちゃんやな。宜しく頼むでー」
「はーい♪」
勝気でコテコテの関西弁を話す眼鏡のメイド、チアキさん。
「・・・アルたん・・・ハァハァ」
「・・・なぁ、神之介よ。何となく、身の危険を感じるのだが」
「おう、まるで野獣そのもののような眼だゾ・・・」
まるで餌を狙う野獣のような眼差しで鼻息を荒くしながらアルを見ていた、何と言うか・・・色々とヤバい感じのメイド、マコトさん(名前はひつじさんから聞いた)
「ソーニャで〜す。宜しくお願いしますね野原さん。私達、野原さんが卑しい生まれでも、社会的弱者でも全然気にしませんから」
「わーお、すげー毒舌・・・オラじゃなかったら心折れてたかも分からんね」
有○並みの毒舌を吐きまくるチビっ子っぽいメイド、ソーニャちゃん。
この3人だ。・・・はっきり言って3人とも個性が強すぎだゾ・・・。
〜そして、時は流れ、夜中〜
「疲れたゾ・・・」
「大丈夫、すぐ慣れる」
帰り道、帰路に着くオラ達。ぽつりともらしたオラの呟きに、ボーちゃんはそう返した。親友の慰めの言葉にありがと。と礼を言う。
(・・・でもまぁ・・・、コレで・・・)
ブラックロッジと敵対する組織の仲間入りと言うわけか・・・。こうなった以上、後戻りも出来ない。するつもりも無いけどな。
(・・・だけどまぁ・・・)
胸中で、呟きながらオラは風間君とボーちゃんを見る。
(真逆、アーカムで友達と会うなんて思ってなかったなぁ・・・)
運命の悪戯と言うものなのだろうか・・・、こう言うのを。まさお君やネネちゃんが居たらかすかべ防衛隊勢ぞろいになるだろうな。とふと思う。
「ねぇ」
過去の思い出に浸っていると、ボーちゃんの呼ぶ声が聞こえたので、意識を現実に戻し、ボーちゃんのほうを見る。
「何?」
「僕達、こうして再会出来たから、どこかに食べに行かない?」
成る程・・・、それはいいかも知れないな。・・・と言いたいところだが、現在サイフの中身が危険域と言うのが、今の現状だ。それを考慮して、安い居酒屋に行こうと提案しようとしたら・・・、
「ホント!?んじゃ私、焼肉〜♪」
「妾もひまと同意見だ」
我が家の居候2人が、ンな事のたまわりやがりま
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