第四部『CHILD'S PLAY 〜邪神暗躍ッ!闇に囚われた少女を救え!だゾ〜』
第12話『世の中、何が起こるか分かったモンじゃないね』
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ねぇ、アルちゃん。お兄ちゃん・・・あんなに大泣きしてるけど一体今まで何があったのかな?」
「妾に聞くな」
号泣しまくってるオラを見て、姫ちゃんはドン引き、んでもってアルとひまわりからは何と言うか、哀れそうな目で見られた。しゃあないやん、今まで不定期収入やったんやから・・・(泣)
―んでもって、泣き止んだ後・・・。
「後、話を元に戻しますが魔導書捜索&アル・アジフの断片回収の助手として2人ほどそちらに人員を派遣します。人手が多いほうがいいですしね。ちなみに、その2人の給料については我々が持ちますのでご心配なく」
「給料だけでなく、人員もか・・・。悪いな姫ちゃん、そこまで気を使わせちまって」
姫ちゃんに感謝の言葉を述べる。人手が増えるのはいい事だ。・・・しかも、その二人にやる給料も、そちら持ちときている。
「気にしないでくださいな。必要だと思ったからしただけの事でs「「お嬢様、失礼します」」あら、もう来たの。どうぞ」
「(一体、誰なんだろうな・・・)ってえ?」
ガチャリ。とドアが開き、その2人が姿を現す。ソレを見たオラは絶句した。・・・何故なら・・・。
「風間君に・・・ボーちゃん!?」
「やあ、しんちゃん」
「やあ・・・」
風間君とボーちゃんだったからだ。まさか、この2人が・・・。
「はい、野原さんの助手ですわ。身近な人が助手ならいいかなと思いまして」
「成る程ね。納得だゾ、これから宜しくね、ボーちゃん、風間君」
「うん、宜しく」
「ああ・・・宜しく頼むよ・・・」
ボーちゃんはそう言って明るい(と言うか悪鬼のような)笑顔で答えたが、風間君は終始沈んだままである。
「・・・何で風間君、意気消沈してんだ?」
「ああ、それはですね。野原さんの助手になってくれって頼んだ時、風間が猛反対したから少し脅はk・・・ゲフンゲフン、説得したからですわ」
(今、脅迫って言おうとしやがったなッ!?)
「我慢だっ・・・我慢だっ・・・風間トオルっ・・・。アレをバラされないだけありがたいと思えっ・・・」
オラの問いにシャレにならん事を言いそうになった姫ちゃんを見て、胸中でツッコミ。・・・姫ちゃん、マジ恐ろしい子。それと、風間君がカ○ジ風な顔で、ブツブツと独り言を言っていた。・・・アレをばらされるとか言っていたが、多分、もえPとかのアニメの事なのだろうと思う。まぁ、とりあえず慰めの言葉をかけてやろう。
「トオルちゃ〜ん、落ち込んじゃダメよ〜ん。元気出してね〜ん」
「やめろっ・・・!ママの口真似はっ・・・!やめろっ・・・!」
・・・相変わらずマザコン気味のようですな風間君ェ・・・。
まぁ、そんなこんなでひつじさんの案内の元、覇道財閥の地下基地を案内してもらった。デモンベインの格納庫も存在している地下基地は、アーカ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ