第四部『CHILD'S PLAY 〜邪神暗躍ッ!闇に囚われた少女を救え!だゾ〜』
第12話『世の中、何が起こるか分かったモンじゃないね』
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ない距離らしい。とりあえず、突っ立ってる訳にも行かないのでオラ達はリムジンに乗ることにした。
―リムジン移動中・・・。
父ちゃんの車の座席よりすわり心地がいいリムジンのドライブは5分ほどで終了し、オラ達は玄関にたどり着く。そこでは、ひつじさんが出迎えてくれた。
「お待ちしておりました野原様、アル・アジフ様・・・とそちらの方は?」
「ああ、コイツはオラの妹の「ひまわりです!お名前は何て言いますか?」うお!?」
オラを遮りながら、眼を輝かせてひつじさんに問いかけるひまわり。
「何だ?いきなり」
「大方、ひつじさんがアイツのストライクゾーンだったみたいだな」
母ちゃんに似たのか、イケメンには眼がない性格は相変わらずである。
「私ですか?私はウィンフィールドと申します」
「ウィンフィールドさんですか!ご趣味は!?好きな食べ物は!?納豆にはネギh「ひま、お前は黙ってろ。話がすすまねーから」あうちぃ!」
5歳の頃オラが使ってたナンパ文句でひつじさんを口説きにかかるひまわりを空手チョップで黙らせる。
「兄妹仲がよろしいようですな。・・・では、ご案内いたします」
「・・・ひつじさんのスルースキルパネェなおい」
「執事です」
そんな訳でひつじさんの案内の元、邸内に入る事に・・・。まぁ、言わずもがな、邸内も広かった。廊下は突き当たりが確認できないほど長く、そんな廊下をひつじさんの後を通って歩く。・・・ぶっちゃけ、一人だと迷子になりそうだ。・・・冗談じゃなくマジで。
そんなこんなしている内に、ひつじさんがある扉の前で立ち止まった。どうやら目的の場所らしい。
「お嬢様、野原様とアル・アジフ様がお見えになられました」
そういって、4回ノックをする。すると中から、姫ちゃんの声が。
「ご苦労様ウィンフィールド。では、中に通してくださいな」
「はっ、失礼します」
そう言って、招き入れられたのは応接室・・・だろうな、多分。いや、だってさ?部屋の調度品とかどうみても高級品にしか見えないんだもの。ぶっちゃけ、応接セットはあるのだが、豪華すぎて応接室に全然見えない・・・。と言うのがオラの正直な意見です。
「わざわざお呼び立てして申し訳ございません。ですが、直接伝えた方がよろしいかと思いましたので」
窓の外を眺めていたであろう姫ちゃんがこちらに向き直り、オラを見る。・・・というか、睨んでる。
(・・・まーしゃあねぇか)
デモンベイン無断使用は勿論の事、マスターテリオンとの一件での暴言・・・睨まれても仕方がない。
「いえ、こちらこs「うむ、来てやったぞ。くるしゅうない」ちょ!?アルおま!!?」
「・・・(ギロリ)」
オラの言葉を遮ってのアルの一言。その所為で、姫ちゃんの視線が更に鋭くなった。
「あまり、姫ちゃんを刺
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