第八話〜文化祭って面白いか?〜
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さて、長々と続いていた夏休みが終わったかと思えば、もう北高では文化祭の準備に追われている。
それは俺たちのクラスも例外でなくやっとこの小説に出る事が出来た朝倉が仕切っている。
長門によると・・・
「彼は私のバックアップではない。ただの爽やか系男子。あなたに危険が及ぶ事はない」
という。実際に元の世界にあった朝倉の死への誘いの手紙も一学期中結局入って無かった訳で、
俺は安堵した。
まぁ、ヤツの仕切り方は本当にうまく、元の世界の葬式みたいで困った岡部を見て結局は
アンケート発表やらで濁す事になったのが、ヤケに懐かしく思うのも無理もないかもな。
そういう事で俺たちのクラスは男子が執事の格好で、女子がメイドの格好という朝比奈さんのとこと
若干、重なるがこっちは洋菓子喫茶という事で決まった。あっちは例のごとく焼きそば喫茶だった。
「う〜ん。やっぱり、キョン子は看板娘ねっ!」
なんだ?全く、谷口とくれば洋菓子喫茶に決まった時からこのような事を大声で連呼している。
恥ずかしい?いや、でも毎朝鏡を見て可愛いと思う事が・・・いや、やっぱり大声で言わないで
くれ!恥ずかしい!
「そうだね。キョン子は看板娘だね」
「おい。国木田。お前までアイツの無粋な事に賛成するな。私が困る」
「お〜い!キョン子!部室に行くぞ!」
今回限りか分からんが、救いの声。ハルヒコだ。
「はいはい。すぐ行く」
そして、二人で部室まで歩く。ハルヒコは終始一億円が当たったような満面の笑顔していた。
まぁ、アンケート発表でなく喫茶になって良かった。またアンケート発表なら朝比奈さんが
スーパーマンになる所だった。朝倉が居て良かった。うん。
バン!
「あっ!こんにちは〜。すぐ入れますね〜」
朝比奈さんがほうきで床を掃いていた。でもお気遣いなく!
カチャ
「どうも。遅れました。そのせいで会議が始まらなかったならすみません」
古泉と長門が入ってきた。会議?また俺には話さなかったのか・・・
「おい。ハルヒコ。会議って何だ?私は聞いてないぞ?」
「あぁ。スマン。お前にはすぐ言えると思って先に全員言っておいた」
「なぜだ?他のクラスに余裕があるなら、私に言わなかった?」
「コホンッ。では文化祭ミーティング第一回を始めます!」
軽くスルーされた・・・全く自分の都合の悪い話は無視するやつめ!この!この!このこの!
「え〜、我々SOS団は文化祭にてバンドとして参加します!」
「な、何だって〜!!!」
「面白そうですね」
「・・・(ギターなら大丈夫)」
「ぼ、僕ドラムしか無理です〜」
皆の者、しかと団長の言葉聞いたであろう。我がSOS団はバンドとして文化祭の舞台に立つことに
なった〜。曲は未定。あと二週間。コイツはどうしようとするのか?
「キョン子!楽器
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